品質管理検定の新たな受験支援コースがスタート
一般財団法人日本規格協会が、新たに『品質管理セミナー(QC検定レベル表対応)。【CBT受検チケット付き】品質管理検定3級のための受検直前確認コース』を開講します。このコースは、受検者が直前に必要な知識を集中的に学ぶことを目的としたもので、企業での品質管理に役立つ実践的な内容が学べるのが特長です。
QC検定とは?
QC検定(品質管理検定)は品質管理の重要性を認識し、それに必要な知識やスキルを習得するための試験制度です。この検定を通して、自らの技能を客観的に評価し、改善のための知識を身につけることが期待されています。日本では、多くの企業が品質管理を実施しており、その重要性がますます高まってきています。
品質管理を実施するためには、そこで働く人々の意識や能力が不可欠であり、その基盤となるのが質の高い知識です。そして、QC検定は、実際にどのような業務を行っているか、その業務においての品質管理・改善スキルのレベル、そして必要な知識を基に4つの級が設定されています。
CBT(Computer Based Testing)について
2025年の第40回QC検定から、3級および4級の試験方式がCBTに変更されます。これにより、受験者はより多様な環境と条件下で試験を受けることが可能になります。本コースでは、受講者のアンケート結果を参考にしながら、過去の出題傾向や受検者の正答率に基づき、特に重点的に学びたい分野に焦点を置いて講義が行われます。
さらに、受講生にはQC検定3級のCBT試験を受験できるチケットが配布されるため、このセミナーは受験準備だけでなく、実際の試験に向けての非常に有意義な機会となるでしょう。
開講日時と参加費用
1.
日時
- 2025年6月27日(金) 申込締切:2025年6月19日まで
- 2025年7月11日(金) 申込締切:2025年7月3日まで
2.
対象者
QC検定3級の学習をある程度進めた方や、特定の苦手分野を重点的に対策したい方に最適です。
3.
参加費用
- 一般:¥15,400(税込)
- 維持会員:¥14,300(税込)
このコースでは、事前アンケートに基づき、受講生の要望が多かった4〜6分野の手法や実践編に焦点を当てた講義が行われる予定です。
関連書籍の紹介
コースに合わせて、質の高い学習をサポートするために『CBT対応版模擬問題で学ぶQC検定3級/4級』という書籍も発売されます。CBT方式に対応した模擬問題を解くことで、実際の試験形式を理解することが可能です。
この模擬問題集は、品質管理検定運営委員会が監修・執筆しており、信頼性の高い教材となっています。
- 価格:2,200円(税込)
- ISBN:9784542505360
- 発売日:2023年4月30日
- 価格:1,980円(税込)
- ISBN:9784542505377
- 発売日:2023年4月30日
詳細やお申込みは
こちらからご確認ください。
日本規格協会について
日本規格協会は、1945年に設立された標準化および管理技術の普及を目的とした団体です。JISや国際規格の開発・普及を進める一方で、各種研修やセミナーも提供しています。QC検定もその主要な事業の一つであり、品質管理の専門家を育成する役割を果たしています。