京都橘大学、2026年4月、3学部新設!
京都橘大学は、2026年4月に、デジタルメディア学部、工学部ロボティクス学科、健康科学部臨床工学科の3学部新設を発表しました。2021年に工学部を開設した京都橘大学は、2024年には情報学研究科を開設し、AI時代の社会課題解決に貢献できる人材育成に力を入れています。
今回の新学部開設では、新たな教育研究拠点として、地上8階建、地下1階の新教育棟を建設する予定です。最新の機器を導入し、テクノロジーとアイディアを創出する教育棟を目指しており、情報学分野の充実を軸に、文理横断の教育・研究や通信・メディア教育を拡充し、新しい社会価値創造の担い手を育成したいと考えています。
デジタルメディア学部について
デジタルメディア学部は、エンジニア系とクリエイションの双方の学びを融合したカリキュラムで、アニメーションやゲーム、音楽、マンガなど、日本が誇るカルチャーにおいて次世代のコンテンツやシステムを創造できるクリエーターやITエンジニアを育成します。
理系学生だけでなく、文系学生も対象とし、通学課程と通信教育課程を併設することで、幅広い層の学生を受け入れる予定です。
工学部ロボティクス学科について
ロボティクス学科は、機械工学、電気電子工学、計測・制御工学、情報工学・AIなどの分野を複合的に学び、ロボットの開発だけでなく、ロボットを動かし、活用する両面を備えた教育を行います。
人口減少や技術革新により急増する業務の自動化・機械化のニーズに対応するため、機械、ロボット、各種メーカー、情報産業など幅広い分野で活躍できる人材を育成します。
健康科学部臨床工学科について
臨床工学科は、国内の医療現場を医工学で支える次世代の臨床工学技士や、メディカルエンジニアを育成します。国家資格である臨床工学技士免許の資格取得はもちろんのこと、臨床工学技士としての可能性をさらに押し上げる医工連携や情報系の発展科目も充実しています。
さらに、看護学科、理学療法学科、作業療法学科、救急救命学科、臨床検査学科を擁する京都橘大学の強みを生かした、医療職間連携のチーム医療を学びます。
新学部開設に向けた取り組み
京都橘大学は、新学部開設に向けて、2024年には人工知能(AI)の第一人者である松原 仁教授が着任するなど、今後、多様な専門を持つ教員約40名が着任予定です。
新教育棟には最新の機器を導入し、学生たちが創造力を活かせる環境を提供します。
まとめ
京都橘大学は、2026年4月、3学部新設することで、AI時代に対応できる人材育成をさらに強化します。社会のニーズに対応した教育と研究を通して、学生たちが未来を創造していくことを目指しています。