永見氏が新社外取締役
2025-07-01 10:28:02

ラクスル社代表の永見氏がenechainの新社外取締役に就任

ラクスル社代表の永見氏がenechainの新社外取締役に就任



株式会社enechainは、2025年7月1日よりラクスル株式会社の代表取締役社長である永見世央氏を社外取締役に迎えることを発表しました。この決定は、エネルギー市場の流動性向上や取引の透明化、効率化に向けた新たな戦略を推進するためのものです。

新社外取締役の経歴


永見氏は慶應義塾大学の総合政策学部を卒業後、ペンシルバニア大学のウォートンスクールでMBAを取得しました。彼のキャリアは、みずほ証券やカーライル・ジャパンなどを経て、2014年にはラクスルに参加。2014年10月には取締役に任命され、2023年8月からはグループCEOとして会社の舵を取っています。

enechainとは


株式会社enechainは、東京都港区を本社に構え、エネルギー市場の革新を目指します。「Building Energy Markets, Coloring Our Society」というミッションの下、卸電力や環境価値を取引する卸マーケットプレイスを提供しています。最近では、シリーズBラウンドと長期借入を通じて総額60億円を調達し、プラットフォームの大幅なアップグレードを行い、「eSquare Live」という新しいマーケットプレイスも開設しました。さらに、三菱UFJ銀行との資本提携や、三井住友フィナンシャルグループとの合弁による新会社の設立も果たしています。

エネルギー市場へのアプローチ


現代のエネルギー情勢は極めて不確実で、特に日本のエネルギー事業者は価格変動の影響を軽減する必要があります。enechainは、欧米並みの流動性を備えた電力市場の確立が急務であると捉えており、永見氏の経営経験を活かして事業展開を一層加速させる計画です。

永見氏の意気込み


永見氏は「エネルギーという社会インフラの変革に共感している」とコメントし、enechainが目指す透明性と効率性の実現に向けて、自らの経験をもとに貢献したいと述べています。彼の参加により、enechainはさらなる成長が期待されます。

新しい社外取締役の就任は、enechainにとってビジネスの新たな転機となるでしょう。永見氏のリーダーシップと豊富な経験が、エネルギー市場における課題解決に向けた一助となることを期待します。


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会社情報

会社名
株式会社enechain
住所
東京都港区南青山3-11-13新青山東急ビル7F
電話番号

トピックス(経済)

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