カプコンと近畿大学の新たな連携
株式会社カプコンが近畿大学と連携し、次世代ゲーム開発へ向けた体験型授業を展開することが発表されました。この授業では、カプコンの独自のゲーム開発エンジン「RE ENGINE」を活用し、学生が実際にゲーム制作に参加する機会を提供します。
RE ENGINEとは?
「RE ENGINE」はカプコンによって開発された革新的なゲームエンジンです。このエンジンは実写に近いフォトリアルな映像表現を実現しつつ、従来の難解な技術を簡略化することにより、開発者にとって扱いやすい環境を提供します。これにより、開発効率が大幅に向上し、質の高いゲームを生み出すことが可能となります。
体験型授業の内容
近畿大学での授業では、まずカプコンのゲーム開発の基本的なノウハウを学び、その後「RE ENGINE」の具体的な機能に焦点を当てて解説します。特に注目すべきは、今回初めて外部に端末を公開し、アマゾン ウェブ サービス(AWS)のクラウド環境を利用して、実際にゲームの企画から実装までを行う実習が予定されていることです。
学生たちは、実際のゲーム開発現場さながらの環境で作業を行い、より実践的な技術を学ぶことが期待されます。カプコンはこの取り組みを通じて、産学連携による優れた人材育成を目指し、ゲーム業界の発展に寄与していきたい考えです。
カリキュラムの詳細
1. 実習名
ゲームエンジン「RE ENGINE」を用いたゲーム開発体験実習
2. 期間
2024年8月26日(月)~2024年9月6日(金)予定
3. 対象
近畿大学情報学部の学生で、必須参加条件を満たした方
4. 受入人数
限られた30名の参加者が対象です。
結論
カプコンが近畿大学との協力を通じて実施するこの体験型授業は、学生にとって貴重な経験となり、また、ゲーム業界全体の活性化にもつながる重要な取り組みです。今後も社会信頼を得つつ、積極的にCSR活動を推進していく方針です。