3Dプリンティングの革新
2020-07-30 10:07:15

3Dプリンティング技術で建設業界に革新をもたらすPolyuseと吉村建設工業の共同実証実験

3Dプリンティング技術で建設業界に革新をもたらす



株式会社Polyuseは、建設用の3Dプリンティングロボットを開発している新興企業であり、その技術力を駆使して建設業界の課題解決に挑み続けています。特に、吉村建設工業株式会社との提携により、東京都内で行われる共同実証実験が今後の建設業界に大きな影響を与えると期待されています。

Polyuseの挑戦



Polyuseは2019年に設立され、土木建設分野における数々の課題に応えつつ、工業技術を活用した効率的な解決策を追求しています。特に、専門的な人材不足や高コスト体質に対して、自動三次元造形技術や制御技術を駆使し、安全性と法令遵守をも兼ね備えた新たな施工方法を模索しています。これにより、建設業界の透明性を向上させ、より良い環境を提供することを目指しています。

吉村建設工業の信頼と実績



吉村建設工業は、1908年に創業し、長年にわたり地域社会に貢献してきた総合建設会社です。同社の経営理念は「人の力と最新鋭技術との融合」に基づいており、時代のニーズに適した高品質な事業を展開しています。今回の提携は、双方の強みを活かした新たな施工方法の開発と普及を目的としています。

共同実証実験の内容



実証実験は、2020年8月26日に京都市内の吉村建設工業本社にて行われ、モルタルを用いた建設用小型3Dプリンティングロボットの射出造形が予定されています。新型コロナウイルスの影響により完全招待制となるため、事前の打ち合わせが必要になる可能性があります。これにより、参加者は安全に新技術を体感し、意見を交換する場を設けられることが期待されています。

今後の展望



実証実験後、Polyuseと吉村建設工業は、日本全国の建設業界関係者との協業を進め、人手不足やコスト高、環境問題といった課題の解決を目指します。また、テクノロジーの普及促進や建設ロボットの最適化を目的とした協会の設立も予定しています。これらの取組は建設業界の未来を切り拓く重要なステップと位置付けられています。

プロの意見



吉村建設工業の取締役である吉村成一氏は、業界へのIT技術導入の重要性を強調しています。特にコンクリート施工に関する変革の必要性を訴えており、3Dプリンティング技術を用いた新たな施工方法の開発への期待を寄せています。彼のコメントからも、今回の提携の意義がいかに大きいものであるかが伺えます。

まとめ



Polyuseと吉村建設工業の提携は、建設業界に革新をもたらす重要な取り組みです。テクノロジーを活用した建設業の未来を描き、持続可能な発展を目指す両社の共闘が、今後の更なる進展を期待させます。

会社情報

会社名
株式会社Polyuse
住所
東京都港区浜松町2-2-152F
電話番号
03-6689-1100

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