OZのフードロス対策
2023-07-26 13:00:02
フードロス削減の新たな取り組み、OZが持つ可能性とサービス
フードロス削減の新たな取り組み、OZの可能性
世界の食糧問題は深刻です。2022年時点で、約8億2800万人もの人々が飢えに苦しんでいるという現状を考えれば、私たち一人ひとりがどれだけ食に対して責任を持たなければならないかがわかります。一方で、先進国では毎年大量の食品が生産されるものの、その一部は廃棄され、結果的に「食品ロス」という問題が浮上しています。日本においても、年間522万トンもの食糧が廃棄されており、これは国民一人あたりに換算すると、毎日お茶碗一杯分の食品が捨てられていることになります。これに伴う環境への影響も見逃せません。
OZの取り組み
そんな深刻な問題に取り組む「OZ」は、飲食業界や食品生産者、そして一般のユーザーを結びつけるプラットフォームです。OZではフードロス削減のために、以下の5つのサービスを提供しています。
1. RE:FOOD (リフード)
RE:FOODは、飲食店や食品問屋向けのサービスで、廃棄が見込まれる食材を再活用します。未開封の食材を一般に販売し、開封済みのアイテムは安価で提供。また、廃棄予定の食材を使ったお弁当の販売も可能です。
2. Black Market (ブラックマーケット)
ブラックマーケットでは、お酒のロスを削減するため、一般的な販売価格よりお得な価格で提供します。ブランドイメージを守りつつ、廃棄が避けられない商品を販売するための新たな道を開いています。
3. Farm For You (ファーム・フォー・ユー)
生産者向けのこちらのサービスでは、余剰生産物を直接消費者に届けることができます。これにより、廃棄を減らしながら新鮮な商品を消費者に提供することができます。
4. Take Out (テイクアウト)
中食事業者に向けたサービスで、売れ行きが怪しい商品のテイクアウト販売を促進します。来店促進と並行して、消費者の利便性も考慮されています。
5. Subscribe (サブスク)
このサービスは定期的に食品を配送するもので、特にシングルマザーや高齢者などの生活をサポートします。ユーザーのニーズに応じた商品を届けることで、安定した食事環境の実現に寄与します。
OZの理念
OZが目指すのは「SUSTʻĀINABILITY」。つまり、持続可能な方法でフードロスを削減し、社会全体の意識を変えることです。飲食事業者だけでなく、一般消費者が参加することで、フードロスの問題に立ち向かうことができると信じています。
まとめ
私たちが日常的に行う食事選びの中にこそ、フードロス削減への第一歩があるのです。OZのサービスはその手助けをし、私たちを未来に向けた選択へと導いていくでしょう。毎日の食を環境に優しいものに変え、持続可能な未来を共に築いていきましょう。
会社情報
- 会社名
-
The Royal Crew 株式会社
- 住所
- 神奈川県横浜市西区みなとみらい3-6-1みなとみらいセンタービル19階
- 電話番号
-
045-345-5901