容器のアップサイクル
2025-10-21 10:52:46

再春館製薬所、使用済み化粧品容器のアップサイクルを東海エリアに広げる

再春館製薬所、使用済み化粧品容器をアップサイクルする活動を東海エリアに拡大



再春館製薬所が展開する使用済み化粧品容器のアップサイクルプロジェクト「発明のモト」が、新たに静岡県掛川市の屋内遊び場「mirocco」と連携し、活動を東海エリアへ拡大することが決まりました。このプロジェクトは、子どもたちの創造力を育てることを目的としたもので、昨年から山形県の「KIDS DOME SORAI」との取り組みが好評を博していることが背景にあります。

プロジェクトの背景



再春館製薬所は、基礎化粧品「ドモホルンリンクル」などの製造・販売を行う企業で、「自然とつながり、人とつながる明日を」という理念のもと、さまざまなサステナビリティ活動を行っています。その中で、顧客から寄せられた「使用済み容器を有効活用できないか」というリクエストがきっかけとなり、「発明のモト」プロジェクトが始まりました。

この取り組みでは、使用済み化粧品容器が子どもたちの自由な創作活動に役立てられています。山形県の「KIDS DOME SORAI」では、子どもたちが提供された容器を使って様々な作品を楽しんでおり、その成功を受けて東海エリアへの拡大に至ったのです。

連携する屋内遊び場mirocco



新たに連携を開始する「mirocco」は、静岡県掛川市にある全天候型の屋内遊び場です。この施設にはクリエイティブラボと呼ばれるものづくりのスペースがあり、地域の材料を使って子どもたちが創造活動を行っています。

「mirocco」では、不要な壁紙やフローリングの端材など、いわゆる「もったいない材料」を活用しています。これは、廃棄されるものに新たな価値を見出すという理念と、「発明のモト」の目的が一致したことが、連携への道を開いたのです。これにより、子どもたちが独自の視点で自由な発想を持ちながら作品を作り出す環境が整えられます。

環境保全と教育支援の両立



再春館製薬所は、今後もこのプロジェクトを通じて、使用済み容器を未来の資源へと変換する活動を続けます。これにより、子どもたちが自らの手で創造性を発揮できる環境が整い、さらには地域とのつながりを強めていくことが目指されています。

実際に、寄付された容器を使って作られた作品は、多くの人々から評価されており、「ごみとして捨てることなく、子どもたちの未来につながる活動に参加できることが嬉しい」との声も多数寄せられています。このように、地域の人々や企業との連携を通じて、持続可能な社会の実現を目指す再春館製薬所の取り組みは、ますます注目を集めています。

容器回収実施場所



回収活動は全国5ヶ所で行われ、具体的には松屋銀座店、京王百貨店、新宿店、阪急うめだ本店、博多阪急店、仙台三越店が対象となります。また、特定の製品の容器のみ回収対象とされ、安全面にも配慮されています。

まとめ



再春館製薬所の「発明のモト」プロジェクトは、子どもたちの創造力を育むと同時に環境保全の意識を高めるという、非常に意義深い活動です。今後も、地域の企業や施設との連携を通じて、この取り組みが広がることが期待されます。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

会社情報

会社名
株式会社再春館製薬所
住所
熊本県上益城郡益城町寺中1363-1
電話番号
096-289-4444

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。