トヨタ自動車が全国の学童にプログラミング教材提供へ
シダックス大新東ヒューマンサービス(以下、SDH)は、2024年8月から全国約400カ所で運営する放課後児童クラブにおいて、トヨタ自動車が新たに開発したプログラミング学習コンテンツを導入します。この取り組みは、昨年度に引き続き、児童たちの学びの機会を拡大するものです。
昨年度は約260カ所での実施でしたが、今年度は新たに「トヨタ キッズ モビリティプログラム」を加え、より多くの子どもたちにプログラミング学習を提供します。新しい教材は、プログラミング的思考を自然に体験できるもので、子どもたちが試行錯誤を通じて、未来の社会について考える力を育むことを目指しています。また、昨年度好評だった「未来モビリティプログラミング教室」も継続されます。
トヨタ キッズ モビリティプログラムの特徴
このプログラムでは、トヨタ自動車の提供する学習コンテンツを通じて、モビリティに関する理解を深める使命が与えられます。
- - モビリティについての学び: 子どもたちは、トヨタ自動車が考えた四つのミッションを通じて最新のモビリティについて学ぶことができます。
- - ロボットトイを使ったプログラミング体験: 小学校でも使用されるロボット玩具「toio™」と新しいカード教材を使って、直感的なプログラミング学習ができます。この体験を通じて、子どもたちはプログラミングの基本を理解し、さらに学校でのプログラミング教育に備えることができるでしょう。
持続可能な未来を目指す教育
SDHとトヨタ・コニック・プロ株式会社は、子どもたちが安心して過ごせる居場所を提供することに加え、持続可能な社会への貢献も目指しています。両者の連携により、子どもたちが楽しみながら学び、成長する機会を提供していく計画です。
昨年の取り組みでは、約2000名の児童が参加し、彼らの83%が「楽しかった」と答えるなど、多くの好評を得ています。子どもたちは、プログラミング教育を通して社会貢献の意識も芽生え、74%が「困っている人のために何かしたい」と感じたことが注目されます。
このような学びの場が広がることで、未来を担う子どもたちがしっかりとした知識を身につけ、より良い社会を形成する力となることを願っています。SDHとトヨタ・コニック・プロは、今後も更なるプログラムの展開を進め、幅広く子どもたちに学びの機会を提供していく方針です。
企業情報
- 所在地: 東京都渋谷区
- 代表者: 山田智治
- 設立: 1986年11月
- 事業内容: 学童保育、社会サービス、学校給食
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公式ウェブサイト
- 所在地: 東京都千代田区
- 代表者: 山下義行
- 設立: 2021年1月
- 事業内容: マーケティングサービス、モビリティサービス
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公式ウェブサイト
この取り組みは、トヨタ自動車が持つ技術とSDHの教育ノウハウを結集したもので、国内の子どもたちが未来に向けて必要なスキルを身に付けられる貴重な機会を提供しています。