天体撮影カメラ「E-M1 Mark III ASTRO」
2024-07-02 12:32:00

天体撮影に特化したミラーレス一眼カメラ「OM SYSTEM E-M1 Mark III ASTRO」新登場!赤い星雲も鮮やかに

天体撮影に特化したミラーレス一眼カメラ「OM SYSTEM E-M1 Mark III ASTRO」新登場!



OMデジタルソリューションズ株式会社は、天体撮影に最適な光学特性を備えた「マイクロフォーサーズシステム規格」準拠のミラーレス一眼カメラ「OM SYSTEM E-M1 Mark III ASTRO」と、2種類の「ボディーマウントフィルター」を2024年7月25日から発売することを発表しました。

「OM SYSTEM E-M1 Mark III ASTRO」は、ミラーレス一眼カメラ「E-M1 Mark III」をベースに、天体写真愛好家に人気の高い赤い星雲も色鮮やかに撮影できるようチューニングした天体撮影専用カメラです。

「OM SYSTEM E-M1 Mark III ASTRO」の主な特徴



1. Hα線(※2)を捉え、肉眼では観察できない赤く美しい散光星雲を鮮やかに高画質で撮影

「OM SYSTEM E-M1 Mark III ASTRO」は、天体撮影で重要となるHα線の透過率が約100%となるよう、センサー前方に配置されているIRカットフィルターの光学特性を最適にチューニングしています。そのため、一般的なデジタルカメラでは撮影が難しい、Hα線により発光する星雲の美しい形と色を鮮やかに捉えることができます。

2. 星景写真から天体撮影まで、幅広い撮影シーンをカバー

広角から望遠まで、被写体に合わせて選べる多彩な「M.ZUIKO DIGITAL」レンズを組み合わせることで、星空の入った壮大な景色から、特定の星座や遠くの星雲まで、様々な天体を美しく撮影できます。また、市販のマイクロフォーサーズ対応のアダプターを介することで、天体望遠鏡に取り付けての撮影も可能です。

3. ハイレゾショット機能のスタッキング処理で、より高画質かつ高精細な撮影が可能

ハイレゾショットは、複数枚撮影で得られた超高密度の画素情報により高画素撮影を実現するOM SYSTEMならではのコンピュテーショナル フォトグラフィ機能です。通常は手持ち撮影時に使用する「手持ちハイレゾショット」を、あえてカメラを三脚や赤道儀に固定した状態で使用することで、天体写真でよく使われる「スタッキング処理」をボディー内でワンショットで行うことができます(※3)。これにより、高精細化に加え、ノイズ低減効果が得られます。

ボディーマウントフィルターで撮影表現をさらに広げよう



「OM SYSTEM E-M1 Mark III ASTRO」と同時に、2種類の「ボディーマウントフィルター」も発売されます。これらのフィルターは、カメラボディー内部(マウント部とイメージセンサーの間)に取り付けるため、レンズを交換しても効果を得ることができます(※5)。

・ボディーマウント光害カットフィルター「BMF-LPC01」

光害カットフィルターは、街明かりや街灯などの人工光源による光をカットします。これにより夜空に色かぶりが生じるのを防いで、星雲や星座の本来の美しさをより鮮やかに写すことができます。

・ボディーマウントソフトフィルター「BMF-SE01」

ソフトフィルターは、点光源をにじませて強調する効果があり、輝きの強い星ほどにじんで大きく写すことができます。星の色も強調されるため、星や星座を際立たせることができます。

「OM SYSTEM E-M1 Mark III ASTRO」は、天体写真愛好家にとって夢のようなカメラです。



「OM SYSTEM E-M1 Mark III ASTRO」は、天体写真愛好家にとって夢のようなカメラです。今まで撮影が難しかった赤い星雲も鮮やかに撮影でき、星景写真から天体撮影まで、幅広い撮影シーンに対応します。ぜひ、この機会に「OM SYSTEM E-M1 Mark III ASTRO」で美しい星空を撮影してみてください。

※1 「E-M1 Mark III ASTRO」 はHα線の透過率を大幅に向上させているため、赤味の強い撮影画像になります。天体以外の一般的な被写体の撮影はおすすめできません。
※2 星雲などが放つ光の波長の一つです。
※3 三脚での固定撮影の場合、1コマあたりの露出時間は星が点に写る程度のシャッタースピードに設定してください。シーンにより、意図した合成画像が得られない場合があります。星景写真では地上の景色の割合や構図などにより、意図した結果が得られない場合があります。
※4 ボディーマウントフィルターは同時に2つ装着できません。
※5 焦点距離が短いレンズの場合、周辺の像が流れる場合があります。
※6 当社「M.ZUIKO DIGITAL」レンズとの組み合わせでの適合確認済(2024年6月現在)


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