MerckがVeeva Vault CRMを導入
米国の製薬大手Merck(MSD)は、Veeva Systemsの提供するVault CRMを新たに導入することを発表しました。この決定は、Merckが製品発売の重要な時期に突入する中で、多様な新しい治療領域に対応するための支援を求めた結果です。Vault CRMは、コマーシャル領域における実行力を高めるための基盤となるソリューションとされています。
MerckのエグゼクティブバイスプレジデントであるDave Williams氏は、この移行によってVeevaとの関係をさらに強化できることに喜びを表しました。「我々は顧客の成功に対する深いコミットメントを共有しています。Vault CRMは、私たちにとってコマーシャル領域での実行力を向上させる技術的基盤を提供してくれるでしょう」と述べました。
VeevaのCEO、Peter Gassner氏もこのパートナーシップに言及し、「Merckは、世界中の何百万人もの人々の生活を改善するための最先端の科学を駆使してきました。Merckとの戦略的パートナーとしての関係がVault CRMにまで拡大されることを嬉しく思います」と語りました。
Vault CRMとは
Vault CRMは、対面およびデジタルの両方のチャネルを通じてコマーシャル領域の効果的な実行を可能にする、先進的なアプリケーション群で構成されています。Vault CRM Suiteは、ライフサイエンス業界の特有の地域かつ国別のビジネス要件やコンプライアンスに対応した高度な機能を備えています。この導入により、Merckは変化する市場に柔軟に対応できる体制を構築することができます。
Veeva Systemsについて
Veeva Systemsは、ライフサイエンス業界に特化したクラウドソリューションを提供するリーディングカンパニーです。製薬開発からコマーシャル領域まで、幅広く約1400社の顧客にサービスを展開しています。また、Veevaはパブリック・ベネフィット・コーポレーションとしても知られ、利益のバランスを保つ重要な役割を担っています。
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