大人気盆栽アート「JUME BONSAI 無垢」が大阪で期間限定展示

JUME BONSAI 無垢-MUKU-が大阪で期間限定展示

バンライフ文化が注目される中、日本の伝統文化の一つである盆栽が、新しい形で世界にアピールしています。ほどよい静けさを提供するアートとしての盆栽が、今秋、大阪のウォルドーフ・アストリアにて特別展示されることが決定しました。

展示の概要

「JUME BONSAI（ジュメ・ボンサイ）」の代表作シリーズ「無垢-MUKU-」は、2025年10月6日から31日までの期間中、ウォルドーフ・アストリア大阪で公開されます。この展示は、JTBの協力を得て実現したもので、国内外から訪れるゲストに向けて日本の美を届けることを目的としています。

無垢の作品は、命を終えた盆栽の痕跡を独自の美学で再構築したものであり、“静謐の美”を体現しています。これにより、盆栽が持つ時間の深さを感じさせ、観覧者に特別な時間体験を提供します。展示されるのは「凛然（りんぜん）」と「風靡（ふうび）」の二点です。

JUME BONSAIの理念と背景

JUME BONSAIは「命の記憶を造形するアート」をテーマに、枯れや欠けを「敗北」ではなく「美」と捉え、命の痕跡を作品として形にすることを追求しています。こちらのブランドの創設者、盆栽家の眞利子大輔は、盆栽の伝統的な概念を現代アートとして再解釈し、これを世界に発信することを志しています。

眞利子氏は、特に日本独自の「詫び寂び」の精神をラグジュアリーな空間にも持ち込み、新しい文化体験を提供することを目指しています。

ウォルドーフ・アストリア大阪での体験

ウォルドーフ・アストリア大阪の洗練された空間で、「無垢-MUKU-」の作品を観ることができるこの機会は、特別な歴史を有する場所において、アートと国際的なホスピタリティが交差する場所を体験する絶好の機会です。JUME BONSAIの代表、眞利子氏は、この展示によって訪れる人々に穏やかな安らぎと、命の記憶についての対話を体験してもらえることを望んでいます。