日経電子版、会員数250万突破
2014-12-01 12:42:23
『日本経済新聞 電子版』、250万人超の会員数を達成!未来に向けた進化とは
『日本経済新聞 電子版』、会員数が250万人を超える事態に
2014年12月1日現在、日経電子版の登録会員数は250万人を超え、有料会員に限るとその数は38万人にのぼります。これは近年のモバイル端末の普及に伴い、会員層が広がっていることを示しています。日経電子版では、1日に約900本の記事が配信されており、これは紙の朝刊・夕刊の3倍にあたります。
電子版の魅力は、ニュースの速報性や深堀りした記事の提供にあります。業界の最新情報や企業業績、株式市場のデータをはじめ、経済、ビジネス、医療、アートなど広範囲にわたって情報を取り扱っています。
モバイルでの利便性と女性、若者層の読者拡大
特に、スマートフォンを使ったアクセスが急増しています。有料会員の中でスマホでの閲覧は73.9%を占め、パソコンを超える結果となっています。この背景には、読みやすさを追求したアプリやウェブサイトの提供があります。例えば、購読者が新聞をめくるように楽しめる「紙面ビューアー」や、分かりやすくまとめられたニュースを提供する「超サクッ!ニュースまとめ」などが好評です。
また、女性の読者層の割合も年々増加しています。創刊当初はわずか10%程度だった女性会員の比率が、現在では17.9%にまで上昇しています。さらに、20~30歳代の若者層も、最初の28%から35.4%に拡大しています。これに伴い、「ウーマン」コーナーやスキルアップに関する特集が人気を集めており、女性のライフスタイルやキャリア形成に役立つコンテンツが充実しています。
サービスの継続的な進化
日経電子版は、常にユーザーニーズに応えるため、サービスの改善を継続しています。例えば、2014年には「Myニュース」機能を導入し、ユーザー個々の興味に応じたコンテンツを提供することが可能になりました。そして、9月には日経のコンテンツをビジネスパーソン向けに再編集したアプリ「Niid」をスタートし、すでに高い評価を得ています。
さらに、エバーノートとの連携により、利用者にマッチしたコンテンツをタイムリーで自動配信する機能も今後実装される予定です。これにより、ますます利便性が向上し、ユーザー体験が改善されることが期待されています。
最後に
『日本経済新聞 電子版』は、会員数の増加やサービスの進化を通じて、今後も魅力的なコンテンツ提供に努めていくことが伺えます。日々進化するメディア環境の中で、読者にとってどのような価値を提供し続けるのか、その行方が非常に楽しみです。
会社情報
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株式会社 日本経済新聞社
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