オフィス賃料最新情報
2025-07-31 13:27:23

2025年第2四半期のオフィスレント・インデックス最新調査結果

2025年第2四半期のオフィスレント・インデックス最新レポート



2025年7月31日、三幸エステート株式会社が株式会社ニッセイ基礎研究所と提携し、オフィスマーケットの指標「オフィスレント・インデックス」第2四半期版を発表しました。このレポートでは、東京都心部のオフィスビル賃料や空室率に関する重要なデータが示されています。

Aクラスビルの賃料と空室率



2025年第2四半期のAクラスビル賃料は、共益費を除いて30,563円/坪となり、前期比でプラス54円/坪、7期連続で上昇しています。また、前年同時期と比べても上昇傾向が続いており、5期連続のプラスとなっています。これに伴い、空室率は2.3%と大幅に低下。特に港区の新築ビルは外資系企業からの需要が高く、空室の消化速度が進んでいます。

Bクラスビルの賃料と空室率



Bクラスビルでは、賃料が22,291円/坪に達し、コロナ前の2019年第4四半期以来初めて22,000円台を回復しました。こちらも7期連続のプラスで、安定した需要が裏付けられています。空室率は2.2%に減少し、多くの企業が分室を開設する中で空室の消化が進みました。立地が良いビルでは品薄感が出ていますが、湾岸エリアなどでは依然として空室が残っています。

Cクラスビルの賃料と空室率



Cクラスビルは賃料が19,042円/坪に上昇し、2020年第2四半期以来の19,000円台に復帰しました。空室率も2.6%に低下し、2020年第4四半期以来の水準となっており、新築ビルを中心に需要が高まっています。この上昇傾向は2022年第3四半期のピークからの改善を反映しています。

市場トレンドと今後の展望



A、B、Cクラスの各ビルにおいて、前年対比での変動率もプラスであり、この流れは続くと見込まれています。特にAクラスビルの賃料は14.1%の上昇を記録しており、今後も安定した需要が続くと予想されています。新規供給が低水準にとどまることが要因となり、需給バランスが引き締まっていく可能性があります。

三幸エステート株式会社について



三幸エステート株式会社は、1977年に設立され、企業が最適なワークプレイスを見つけるためのサポートを行っています。賃貸オフィスビルの選定からプロジェクト管理まで、幅広く対応しています。詳細はこちらでご確認下さい。

今後もオフィスマーケットの動向に注目し、企業の戦略に役立つ情報を提供していきます。


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会社情報

会社名
三幸エステート株式会社
住所
東京都中央区銀座4-6-1銀座三和ビル
電話番号
03-3564-8089

トピックス(経済)

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