ナレッジセンス、新たなAIモデルを全ユーザーに提供
株式会社ナレッジセンスは、社内ナレッジ検索サービス「ChatSense」に米国OpenAI社の最新AIモデル「GPT-4o mini」を新たに追加したことを発表しました。本日から、全てのユーザーがこの新モデルを利用できることになり、特に無料プランの「スターター」を含むすべてのプランでアクセスが可能となりました。
ChatSenseの特徴と背景
「ChatSense」は、法人向けのナレッジ検索サービスとして、特に強力な生成AI機能を売りにしています。現在、400以上の大手企業や大学に導入されているこのサービスは、業務効率化やサービスの質向上に寄与しています。しかしこれまで、高使用量の顧客には、従量課金によるコスト負担が問題視されていました。ナレッジセンスは、こうした課題を解決し、より多くの企業に高性能なAIを安価で提供することを目指しています。
新たに導入された「GPT-4o mini」は、GPT-4oに匹敵する性能を持ち、従来のAIモデルに比べて倍の文章を生成する能力を持っています。これにより、ブログ記事の全体執筆や論文の完全な翻訳などの新たな利用ケースが期待されます。
新機能の詳細
「GPT-4o mini」の導入により、ユーザーは無料でこの新しいモデルを享受できます。過去にGPT-3.5 Turboのみが利用可能でしたが、今後は自動的にこの新機能にアップグレードされます。ビジネスプランでも、基本料金(税抜980円)はそのままで、GPT-4o miniを従来のGPT-3.5 Turboと同じ価格で提供するため、コスト面でも安心です。
追加学習機能の提供
ChatSenseでは、企業独自のデータを活用できる「追加学習」機能も搭載しています。企業が保有するさまざまなドキュメントをAIに組み込み、その情報に基づいて回答を生成させることが可能です。この機能は、docxやpdfなど多様な形式のデータを受け入れ、自社特有のAIを構築することをサポートします。さらに、生成された回答は必ずその参照元を表示するため、情報の正確性を確認することができ、業務上のリスクを低減する効果もあります。
高性能AIの社会的価値
ナレッジセンスの「ChatSense」は、業務効率を高めるだけでなく、法人や自治体における判断力の強化にも寄与します。特に、セキュリティ対策やデータ保護が求められる中で、確実に業務を支えるシステムとしての評価が高まっています。企業のDX推進の要として、今後も多くの法人がこのサービスを利用することが見込まれます。
会社概要
株式会社ナレッジセンスは、2019年に設立され、東京港区に本社を構える企業です。AI技術を駆使して、業務の生産性向上やデジタルトランスフォーメーションの支援に取り組んでいます。今後も様々なサービスを展開し、法人のお客様が抱えるさまざまなニーズに応えていきます。
詳細な情報や導入に関するお問い合わせは、
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