「お金の不安がない社会」を目指して資金調達を実施したJUKKIの挑戦

株式会社JUKKIが新たな資金調達を実施

株式会社JUKKI（本社：東京都渋谷区、代表取締役：杉山翔）が運営する「OpenMoney」が、XTech Venturesや株式会社ワンキャリアを引受先とし、約1.5億円の資金調達を実施したことを発表しました。これは「お金の不安がない社会をつくる」というビジョンのもと、サービスを拡充させるための重要なステップです。

OpenMoneyの成り立ちと成長

「OpenMoney」は2020年10月にサービスを開始し、お金に関する情報をオープンにすることを目的としています。現在、登録ユーザー数は10万人を超え、公開企業の給与情報や口コミは15万件以上に達しています。このプラットフォームは、企業の給与データベースに加え、2024年3月には個人の資産形成をサポートする「OpenMoney投資版」をリリースする予定です。これにより、さらなるユーザー充実を図るとともに、将来的には新たなサービスも展開していく意向です。

資金調達の背景と目的

今回の資金調達は、主に人員体制の増強とマーケティング費用に使用される予定です。資金を活用し、さらなるサービス拡充を目指すJUKKIに対して、多数の投資家から期待が寄せられています。

出資者の視点

XTech Venturesの代表パートナーである西條晋一氏は、「OpenMoney」の「お金をもっとオープンに」というコンセプトや杉山社長の起業家としての魅力に惹かれて、前回の資金調達に続いて今回のラウンドでも出資を決めたと述べました。彼の見解では、給与情報や資産情報がオープンになることにより、キャリア選択や投資教育が促進される可能性があると強調しています。

同様に、株式会社ワンキャリアの代表取締役社長、宮下尚之氏もJUKKIのビジョンに深く共感し、自社のキャリアデータプラットフォームとシナジー効果を持つ「OpenMoney」への出資を決定したと語っています。この二社の出資により、今後のサービス面やプロダクト開発においても互いに連携を深めていくことが期待されます。