臼井伸二未来へつなぐ基金の意義
2025年10月29日、公益財団法人日本フィランソロピック財団が「臼井伸二未来へつなぐ基金〜子どもの居場所提供支援〜」の第3回助成先を発表しました。この基金は子どもや若者たちが、学校には行けず、家庭でも居場所がないと感じている現状を受けて設立されたものです。
この助成金の目的は、神奈川県内での子どもたちの居場所作りを支援し、彼らが安心して過ごせる環境を提供することにあります。生活の困難やいじめ、家庭環境の問題を抱える子どもたちに寄り添い、彼らの悩みを和らげる手助けを行っています。
助成先の紹介
今回、助成先として選ばれたのは、次の7団体です。合計850万円の助成金が配分され、各団体が実施する事業の意義や内容が注目されています。
1.
公益社団法人アマヤドリ(逗子市)
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事業名:孤立困窮する若年女性を対象としたステップ型シェアハウス運営事業
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助成金額:1,220,800円
2.
特定非営利活動法人こどもの夢サポートセンター(横須賀市)
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事業名:生活・学習の困難を抱える子どもたちを対象とした放課後の居場所作り
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助成金額:1,221,200円
3.
特定非営利活動法人湘南まぜこぜ計画(藤沢市)
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事業名:直営と共創で広げる『居場所の作り方』モデル事業
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助成金額:786,000円
4.
認定特定非営利活動法人なんとかなる(横須賀市)
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事業名:横須賀市初の男女別自立援助ホーム開設プロジェクト
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助成金額:1,996,000円
5.
特定非営利活動法人ふじぽけ(藤沢市)
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事業名:自由に自分らしく過ごせる子どもの居場所事業
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助成金額:252,000円
6.
特定非営利活動法人プラットファーム(鎌倉市)
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事業名:子供の命と心を支える生活習慣を整える機会を提供する居場所事業
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助成金額:2,000,000円
7.
特定非営利活動法人むすびぃと(横須賀市)
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事業名:ミライへ繋ぐ『ここにいたい、いてもよい』を叶える居場所づくり
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助成金額:1,024,000円
このように、様々な団体がそれぞれの特性を活かして子どもたちの居場所を提供しようと奮闘しています。これらの取り組みによって、地域の子どもたちが安心して生活できる空間が広がることを期待しています。
今後の展望と支援の呼びかけ
「臼井伸二未来へつなぐ基金」は、助成先の事業を通じて多くの子どもたちに笑顔を届けられることを目指しています。学校や家庭で孤立している子どもたちは、助成金を通じて支援を受けることができ、心のケアや生活の整備が進むことが期待されています。
この取り組みをより強化するためには、社会全体の理解と支援が不可欠です。寄付を通じて更なる支援を行うことが、未来の社会を形作る大きな一歩となるでしょう。皆様の温かいご協力をお待ちしております。
お問い合わせ
ご質問や寄附のお問い合わせは、日本フィランソロピック財団の代表メールアドレス(info(at)np-foundation.or.jp)までお寄せください。皆様の支援が、未来を担う子どもたちに希望を与えます。
詳細な情報は、
こちらのウェブサイトをご覧ください。