SAPコンサルタントの単価が急上昇中！IT案件の最新状況を分析

IT案件市況レポート2025年5月版

株式会社アイデンティティーが運営するフリーランスエンジニア向け求人サイト「テクフリ」では、2025年5月時点のIT案件の市況感についての詳細な調査を実施し、その結果を公開しました。この調査は、40,000名以上の登録人材と30,000件以上の案件データを基に構成されています。

調査概要

調査対象は、テクフリに登録されているすべての人材と案件、さらに株式会社アイデンティティーが保有する追加データからも収集されました。対象期間は2008年から2025年の5月までです。この調査の詳細リポートは、テクフリのウェブサイトから資料請求が可能です。

- 調査対象：テクフリに登録された全人材及び案件
- 対象数：人材40,000名以上、案件30,000件以上
- 対象期間：2008年8月8日〜2025年5月31日

調査結果サマリー

新規案件の増加

調査によると、2025年5月の新規案件数は前月比で6.3%の増加を見せ、これが市場の活性化を示唆しています。特に注目すべき点は、ネットワークエンジニアが初めてランキングに登場したことです。これまでの市場では目立たなかった職種がようやく評価されてきています。

職種別案件数の変化

5月における職種別のデータでは、ネットワークエンジニアが10件の新規案件を獲得し、これが新しい流れを作り出しています。これは、IT分野における多様な専門職の重要性が高まっていることを示しています。

平均単価の上昇

特に目を引くのは「SAPコンサルタント」の平均単価が160万円台に達したことです。この数字はこれまでの累計ランキングと比べても高い水準です。また、新規案件のランキングでは「MLOpsエンジニア」が5位にランクインし、99万円の単価で新たなポジションを築いています。

これからのIT市場を考える上で、フリーランスエンジニアには有益な情報となるでしょう。高単価案件の増加は、キャリアアップに向けた大きなチャンスを提供しています。