ポケットサイン株式会社が、シリーズBラウンドで総額8.2億円の資金調達を完了し、総調達額が14億円に達しました。同社は、東京都新宿区を本拠地とし、公的個人認証サービスを活用したアプリケーション及び開発基盤の提供を行っています。今回の資金調達は、政府や自治体向けソリューションのさらなる推進と、民間市場への本格的な進出を目指すものです。
資金の内訳としては、三菱UFJ銀行、りそな銀行、静岡銀行からの7億円の融資に加え、積水ハウス投資事業有限責任組合を含む複数の投資家からの1.2億円の出資が含まれています。この資金を活用して、日本の自治体向けのスーパーアプリ開発に注力する予定です。
ポケットサインの代表取締役である梅本滉嗣氏は、創業以来「信用の摩擦をゼロにする」というビジョンのもと、公的個人認証を利用した商品の開発に取り組んできました。特に、少子高齢化が進む日本社会において、行政と住民をスムーズにつなぐ仕組みの構築を進めています。
彼によると、マイナンバーカードの利活用によって、本人確認や防災、住民サービスといった分野で、新たな価値を創造し、地域社会の持続可能性を提升させるとしています。これにより、ポケットサインは。。
行政だけに留まらず、住宅、金融、雇用、教育分野にまでデジタルサービスの増加に寄与することが期待されています。新たなインフラを構築する挑戦を通じて、個人情報の安全性と信頼性に関する課題にも真剣に取り組むとのことです。
また、採用情報も公開されており、事業拡大やプロダクトの進化に伴い、新たな仲間を募集中です。特に、公的個人認証やアプリ開発に関心のある技術者を歓迎しています。ポケットサインの成長過程に参加し、一緒に信用のインフラを構築していくことができるチャンスです。
同社は今後、住宅業界のリーディングカンパニーである積水ハウスとの連携を通じて、巨大な民間市場の開拓を本格化させる計画です。より多くの人々に対して、安全かつ手軽に本人の証明ができる社会の実現に向けて、他の分野にもその影響を及ぼすことを目指しています。
ポケットサイン株式会社は、「信用の摩擦をゼロにする」をミッションに掲げ、自治体、企業、住民をつなぐ次世代のインフラの構築に向けて邁進しており、急成長を続けています。今後の展開が非常に楽しみです。