融雪システム「ゆりもっと」で環境に配慮した暮らしを実現
エコモット株式会社は、北海道札幌市に本社を構える企業で、最新のIoT技術を活用した融雪システム遠隔監視ソリューション「ゆりもっと」を提供しています。今回、ミサワホームグループのミサワホーム北海道が手掛ける分譲マンション「アルビオ・ガーデン北31条」にこのシステムが導入されることが発表されました。2024年9月末の竣工を目前に控え、CO2削減に向けた取り組みが進んでいます。
融雪システムとは
「ゆりもっと」は、モバイル通信端末とカメラを設置するだけで、ボイラーの運転制御や画像の撮影をリモートで行うことができるシステムです。このソリューションは、融雪監視センターにて24時間体制で運転を代行し、過剰な運転を回避します。従来のセンサーによる自動運転では、わずかな降雪や雨、みぞれに対しても運転が行われるため、無駄な燃料が消費されていました。この新しい仕組みにより、天候データをもとに効率的な運用が実現され、燃料コストが大幅に削減されます。
アルビオ・ガーデン北31条の特徴
「アルビオ・ガーデン北31条」は、ジャストフィットライフをテーマにした次世代マンションです。札幌市北区に位置し、交通アクセスも便利な地点にあります。全体的に高い断熱性や気密性を持ち、環境配慮型のZEH-M(ゼッチ・マンション)を採用しています。住まいの快適性に加え、省エネ性を両立させていることが大きな特徴です。
このマンション内には2LDKと3LDKの間取りが用意されており、シンプルで落ち着きのある住空間を提供しています。入居予定日は2024年9月30日。この新しい生活が環境に与える影響を考慮した設計になっていることから、住民はエコライフを送ることができ、持続可能な未来への貢献が期待されています。
また、エコモットの「ゆりもっと」により、導入済みの物件ではシーズン中の燃料コストが平均で42%も削減される実績があります。これにより、年間のCO2削減量は39,000トン以上に上ります。融雪システムの効果が実際のデータに裏付けられているため、数々のマンションや商業施設に広がりつつあります。
今後の展望
「アルビオ・ガーデン」シリーズへの「ゆりもっと」の導入は、今回で13件目となります。エコモットとミサワホーム北海道は、これからも協力し、カーボンニュートラル社会の実現を目指していきます。環境に優しい設備と技術が連携することで、未来の住環境も変化していくことでしょう。
エコモットは、2007年に創業以来、IoTソリューションを提供し続けており、今後も新たな技術革新を通して社会に貢献していく所存です。環境に配慮した生活を求める人々にとって、魅力的な住まいが提供されることを期待したいと思います。
詳しくは、
ゆりもっと公式サイトおよび
アルビオ・ガーデン公式サイトをご覧ください。