共感経済を考える
2025-06-08 14:30:24

共感経済と持続可能な社会を目指す討論会が大阪で開催

共感経済と持続可能な社会を目指した討論会



2025年の大阪万博に向けて、大阪大学社会ソリューションイニシアティブ(SSI)が主体となり、共感に基づく経済や共助社会の構築をテーマにしたイベントが開催されます。このイベントは、2025年6月8日(日)15:00から16:30まで行われ、場所は大阪の関西万博フューチャーライフビレッジ(FLV)で、オンライン視聴も可能です。

共感経済とは


共感経済は、単なる取引に留まらず、生産者と消費者が互いに共感し合い、それに基づいて支え合う経済のモデルです。この考え方は、現在の地域を超えたグローバルな経済システムの中で、いかに“すべてのいのちが輝く社会”を実現できるかに焦点を当てています。具体的には、共同体の力を再評価し、経済的なつながりや支援を強化しようというものです。

公益社団法人経済同友会の提唱する「共助資本主義」もこの理念を支持しています。このモデルは、単に経済活動を行うのではなく、共助の精神を経済に取り入れ、社会全体の持続可能性を高めることを目指しています。

イベントの内容


この討論会では、様々な分野のエキスパートによる講演が行われ、具体的な提案や意見交換が行われます。プログラムには次のような内容が含まれています:

  • - 堂目卓生氏(大阪大学総長補佐・社会ソリューションイニシアティブ長)の挨拶
  • - 伊藤武志氏(大阪大学教員)による「共感にもとづく経済づくり」
  • - 山本容平氏(KOA株式会社)「Essential parts of the world~ 信州伊那谷から世界へ~」
  • - 平瀬錬司氏(サステナブル・ラボ株式会社)「すべての経済活動を、SXする」
  • - 下村委津子氏(認定NPO法人環境市民副代表)「共感に基づく経済、共助の社会をどうつくるか」
  • - 学生発表:大阪大学2回生によるお笑い業界のESG調査報告

また、終了後には参加者同士のディスカッションも行われ、参加者みんなで意見を交わし合う機会が設けられています。少人数での参加が可能なオープンスペースですので、関心のある方はぜひご参加ください。

主催者について


このイベントは、いのち会議と大阪大学社会ソリューションイニシアティブ(SSI)が主催し、関西SDGsプラットフォーム大学分科会の後援を受けています。SSIは、大阪大学の人文学・社会科学系の研究者と自然科学系の研究者が協力し、社会課題解決に取り組むことを目的に設立されたシンクタンクです。2025年の万博においては、「いのち宣言」を発表し、持続可能な社会への歩みを支え続ける予定です。

最後に


私たちが住む社会が持続可能であり続けるためには、共感経済の実現が欠かせません。このイベントは、その第一歩となるものです。共に考え、共に行動することで、未来の世代により良い社会を残していきましょう。


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会社情報

会社名
いのち会議 事務局
住所
大阪府吹田市山田丘2-8
電話番号
06-6105-6183

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