持続可能な未来を目指す、LANDICとECOMMITの連携
近年、環境問題への意識が高まり、多くの人がサステナブルなライフスタイルを模索しています。そんな中、株式会社LANDICホールディングスとECOMMITが手を組み、資源の循環を促進する新たな取り組みを始めました。LANDICが運営する「L+ HIRAO (LANDIC HOUSE&CAFE)」と「CIDNAL THE PLACE」という賃貸マンションにおいて、リユースとリサイクルをテーマにした「PASSTO(パスト)」を導入します。
PASSTOとは?
PASSTOは「次の人に渡す、未来に渡す」という意味を持つサービスで、不要になった衣類や雑貨を回収し、最適な方法で選別・再利用する循環システムを構築しています。この取り組みの背後には、ECOMMITが提唱する「捨てない社会」の実現があり、国内7ヵ所に設置された循環センターを利用して、全国規模で不要品の選別・再流通を行っています。
具体的には、回収された衣類や雑貨はリユース対象として扱われ、リユースが難しいものはリサイクルに回され、再生繊維や再生素材として新たな価値を生み出していきます。PASSTOのリユース・リサイクル率は驚異の98%に達し、焼却時と比べCO2排出量の削減にも寄与しています。
LOCALな取り組みの始まり
2025年5月1日より、福岡県福岡市南区大楠にある「L+ HIRAO (LANDIC HOUSE&CAFE)」、続いて5月30日には「CIDNAL THE PLACE」で回収サービスが開始されます。回収対象となるアイテムは、こども服やトップス、ボトムス、バッグなど多岐にわたりますが、汚れや破損があるものは回収できないため、注意が必要です。
LANDICは、心地よい暮らしと生き方を提供し、持続可能な社会の実現に向けたサステナブル投資も行っています。顧客や居住者と共に、「循環のカルチャー」を育み、あたらしいライフスタイルの形成を促進させていく計画です。
未来へのビジョン
「捨てずに「パストする」という選択肢を生活の一部にする」ことを目指し、回収活動は適切に進められます。手放すことが単なる廃棄ではなく、次の人に繋がる大切な行動として捉えられるようになるというコンセプトです。
このように、ただの廃棄から本当の意味での「循環」へと移行することが、未来に向けた重要なステップだと考えられています。これからのサステナブルなライフスタイルは、私たち一人ひとりの意識と行動に依存しているのです。
企業の理念
LANDICは人にとって快適な場所を提供する企業であり、心と体がリラックスできる空間を作り出すことを目指しています。「自分らしい生き方」を実現させるための場所を作り上げることが企業のビジョンであり、今後もサステナブルな価値の創造に向けた活動を重ねていくことでしょう。
ECOMMITもまた、循環型社会の実現を目指す企業として、その重要な役割を果たしています。その取り組みは今後の社会の在り方を左右する要因となるでしょう。
この新しい試みが地域に浸透し、多くの人々が参加することで、より良い未来に繋がることを期待したいと思います。