カーボンニュートラル実現に向けた触媒技術革新セミナー開催

カーボンニュートラル社会と触媒技術

カーボンニュートラルの時代、その実現に向けた新たな取り組みが求められています。特に合成燃料の製造における触媒技術の革新は、持続可能な社会を支える重要な要素となるでしょう。2025年9月2日、東京で開催されるJPIセミナーでは、BASFジャパン株式会社の山口拓也氏が講師を務め、触媒イノベーションの最前線を紹介します。

セミナーの概要

このセミナーでは、カーボンニュートラル社会を実現するためのSAF（持続可能航空燃料）や合成燃料市場の動向を深く掘り下げます。講義内容としては、以下のポイントが挙げられます。

1. CO2からメタノールへの変換触媒
- e-メタノール市場の概要
- BASFのCO2からメタノールへの変換触媒の紹介
- 実際に採用された事例

2. メタノールからオレフィンへの変換触媒
- SAF市場の概要
- メタノールからオレフィンへの変換プロセスの機構
- 特徴的な変換触媒の解説

3. 3Dプリンティングによる触媒形状設計技術：X3D
- X3D技術の概要
- プロセス上のメリット
- 実例の紹介

4. 質疑応答と名刺交換
- 講師との直接の対話の機会
- 他の参加者とのネットワーキング

これらの講義を通じて、最新の触媒技術がどのように合成燃料製造に影響を与え、生産性向上に寄与するのかを学ぶことができます。セミナー終了後には、質疑応答や名刺交換の時間が設けられており、参加者同士の交流も大変貴重です。

受講方法と費用

参加者は、会場受講、ライブ配信、アーカイブ配信の中から都合の良い方法を選ぶことができます。また、受講料は次の通りです。

- 1名：37,380円（税込）
- 2名以降：32,380円（社内・関連会社で同時申し込みの場合）
- 地方公共団体所属者：2名まで11,000円（税込）

ただし、会場での受講またはライブ配信に限ります。

JPIセミナーの特徴

日本計画研究所（JPI）は、国家政策やナショナルプロジェクトに関するリアルな情報を提供し続けており、特に幹部や上級管理職に向けたセミナーを半世紀以上開催しています。このセミナーは、業界の最前線で活躍する専門家から直接学ぶ貴重な機会として位置付けられています。

参加者にとって、業界内での人脈を広げるための場ともなっており、セミナー終了後もネットワークの構築を支援しています。