子どものための日本語教育研修の概要
認定NPO法人メタノイアが、文部科学省委託の「子どものための日本語教育研修」を2025年7月1日より受講者募集を開始しました。この研修は、文化的や言語的に多様な背景を持つ児童生徒に対する日本語教育に従事する初任の日本語教師を育成することを目的としています。
研修の背景
この研修は、2020年度から2023年度に実施された(公財)日本語教育学会による実績を土台にしています。2024年度からは文部科学省が主管となり、メタノイアが新たにその運営を担うことになりました。これにより、より多くの日本語教師が現場で必要とされていることが確認されています。
研修の詳細
実施期間
- - 2025年8月7日(木)から2026年2月1日(日)まで。
実施形態
- - オンライン形式での開催です。オンデマンド視聴とZoomを利用した双方向の学習を組み合わせたハイブリッド型。これにより、全国どこからでも参加が可能です。
カリキュラム
- - 研修は60単位で構成されており、講義と演習54単位、実習6単位が含まれています。これにより、実際の教育現場で必要な知識や技能を磨くことができます。
対象者
- - この研修は、経験の浅い日本語教師(0〜3年)の方々を対象にしています。日本語教育の有資格者であり、児童生徒への教育に貢献したい意欲のある方が参加できます。
応募の状況
この研修プログラムは既に多くの関心を集めており、募集開始から1週間で80名以上の応募がありました。定員は100名で、選考は先着順ではなく、応募の状況によって選ばれます。応募締切は2025年7月20日ですので、興味のある方は早めに申し込むことをお勧めします。
研修を担当する講師陣
以下の著名な講師陣が参加します。
- - 齋藤ひろみ(東京学芸大学教授)
- - 髙栁なな枝(地球っ子クラブ2000代表)
- - 牧原紀子(宇都宮大学非常勤講師)
- - 佐屋麻利子(神奈川県立相模向陽館高等学校教諭)
- - 米本和弘(東京学芸大学准教授)
- - 浦久仁子(堺市立三原台中学校教諭)
- - 市瀬智紀(宮城教育大学教授)
- - 河野あかね(つくばインターナショナルスクール日本語教育ディレクター)
- - 和泉元千春(奈良教育大学教授)
- - 松永典子(独立行政法人国際協力機構 九州・協力隊相談役)
申し込み方法
詳細・応募は、メタノイアの公式ページから行えます。興味のある方はぜひ、訪問いただき、必要な情報を取得してください。
詳細・応募ページは
こちら。
お問い合わせ
不明点がある場合は、認定NPO法人メタノイアまでお問い合わせください。担当者は矢口さんと山田さんです。
この研修は、将来の日本語教育を担う人々にとって、非常に有意義な機会となります。参加を検討している方は、ぜひ奮ってご応募ください。