ひとり時間の価値
2025-03-19 11:05:52

「ひとりで過ごす方がウェルビーイングに貢献」最新調査の結果

ウェルビーイング調査結果に見る、ひとりの時間の価値



株式会社朝日広告社は、2024年11月に「第4回ウェルビーイング調査」を実施。その結果、男性と女性で求めるウェルビーイングな時間が大きく異なることがわかりました。調査の目的は、幸せや自己肯定感を定量的に把握し、企業支援に役立てることです。

調査のポイント


調査は、全国の20代から80代までの男女2,800人を対象に実施。男女性別に見ると、男性の「趣味を楽しんでいる時」が多くの年代で上位を占める一方、女性は全ての年代で「美味しいものを食べている時」が1位を獲得しました。この結果から、男性は趣味に没頭する時間、女性は食の楽しみを大切にしていることが見えます。

さらに、興味深い結果として「ひとりで過ごしている時」が、他者と一緒に過ごす時間よりも良いと感じている人が多いことが挙げられます。特に男性の20代から50代、女性の30代から70代で、ひとりの時間が高い満足度につながっていることが示されました。これにより、現代社会において孤独が必ずしもネガティブなものではないことが窺えます。

幸福度の上昇と自己肯定感の低下


調査の結果、全体の幸福度は67.3%となり、前回調査から若干の上昇を見せました。しかし、自己肯定感は44.2%にとどまり、前回調査からは0.8%の低下が見られました。男女別では、女性の幸福度は70.8%と男性(63.8%)を上回り、女性の幸福感が高いことを示しています。

自己肯定感については、男女ともに低下傾向が続いており、特に男性は前回よりも1.2%も下がっています。このように、社会が高度に発展するにつれ、心の充実感や自己評価が低下している傾向があるようです。

新たなウェルビーイング支援の提案


朝日広告社は、独自に開発した「60のウェルビーイング指標™」を通じて、企業と生活者の新しい関係性を模索しています。これにより、消費者が「よりよく生きる」ための価値を見つけ出す手助けをしています。これからの各企業やブランドは、消費者のウェルビーイングに貢献するような取り組みを強化していく必要があるでしょう。

まとめ


ひとりの時間を大切にする感覚は、これからますます重要になっていくでしょう。家族や友人と過ごすことも素晴らしいことですが、ひとりでの過ごし方にも充実を求める世代が増えてきています。これにより、個々の時間がいい方向に作用し、ウェルビーイングの向上につながることを願います。調査結果は、幸せと自己肯定感についての新しい視点をもたらしてくれるものでした。


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会社情報

会社名
株式会社朝日広告社
住所
東京都中央区銀座7-16-12G7ビル
電話番号
03-3547-5400

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