テラヘルツ産業の新たな幕開け
2025年10月30日の13:30から15:05、岡山大学津島キャンパスの工学部1号館で、「テラヘルツ産業の創成(The birth of the Terahertz Industry)」というテーマのセミナーが開催されます。本イベントは、テラヘルツ技術の発展とその応用について多くの関心が寄せられている中、特に注目されているものです。
テラヘルツ波は、100GHzから100THzという広範囲な周波数帯域を持ち、近年の半導体技術やレーザー技術の進展により、様々な分野での活用が進んでいます。この技術は半導体検査や医療分野、さらには次世代通信や量子計算など多岐にわたる応用が期待されています。
セミナーの詳細
セミナーは、岡山大学の深澤亮一氏(株式会社スペクトルデザイン代表取締役)と斗内政吉氏(岡山大学特任教授・大阪大学名誉教授)という二人の専門家によって進行されます。彼らは最新のテラヘルツ技術を活用した産業展開についてお話しします。
開催プログラム:
- - 13:30〜13:35 開会の挨拶
- - 13:35〜14:05 深澤亮一氏による「テラヘルツ波センシング技術の進展」
- - 14:05〜14:35 斗内政吉氏による「実用的半導体R&D・ウェファスケール工程管理応用」
- - 14:35〜14:45 休憩
- - 14:45〜15:00 紀和利彦氏の「テラヘルツ波ケミカル顕微鏡の応用」
- - 15:00〜15:05 閉会の挨拶
参加登録や参加費は一切不要で、事前の申し込みも必要ありません。皆さまのご参加をお待ちしています。
岡山大学の役割と取り組み
岡山大学は、次世代研究群の一環として、地域社会と共創するナノグリーンマテリアルの拠点「ゼロエミッション社会を実現するナノグリーンマテリアル拠点(ZEN-GO)」を主催しています。今回のセミナーもその一環として行われ、持続可能な開発目標(SDGs)に対する貢献を見据えています。
地域と世界の未来を見据えた研究活動が求められる現代において、岡山大学はその中核的な役割を果たすべく、革新的な研究を行い続けています。
現在、テラヘルツ技術は新しいビジネスチャンスを生む可能性を秘めています。特に、医療や通信関連の分野では、その適用が大いに期待されています。
今後のテラヘルツ産業の発展に興味のある方々は必見のイベントです。ぜひお越しください。
お問い合わせ先
詳細な情報や質問がある方は、岡山大学学術研究院 ヘルスシステム統合科学学域 先端医用電子工学研究室(AEMT Lab.)までお問い合わせください。
TEL: 086-251-8130
E-mail: kiwa◎okayama-u.ac.jp(※◎を@に置き換えてください)