新たな中期経営計画「Vision2032 Stage2」に向けた戦略
「Vision2032 Stage2」とは
2025年4月1日にスタートする「25–27中期経営計画Vision2032 Stage2」は、健康寿命の延伸や地域医療貢献を目的とした戦略です。本計画は、アルフレッサグループの中長期ビジョンの第2ステージにあたります。
1. 計画の背景
2032年度を目指した中長期的な事業戦略に基づき、グループ全体での創造的な価値を追求します。「トータルサプライチェーンサービス(TSCS)」の強化と拡大を目指し、基盤事業の強化と成長事業の育成に重きを置く方針です。
2. 経営方針
新たな計画の中で目指すのは、グループの総合力を活かした製造から流通までの一貫したTSCSモデルの確立。これにより、医薬品業界での安定したサプライチェーンを維持します。また、成長事業や新規事業への戦略的な投資を推進することで、アルフレッサグループの競争力をさらなる高みへと引き上げます。
3. 経営指標
25‐27中計の中で設定されている主要な経営指標には、2027年度の売上高3兆3,300億円、営業利益435億円、ROE7%水準が含まれ、3年間で1,200億円の投資計画が策定されています。また、株主還元については、DOE2.5%以上を目指し、累進的な配当を実施していきます。
4. サステナビリティ
i. 環境への取り組み: 地球環境保全を重視し、温室効果ガス削減や廃棄物削減を積極的に行っていきます。
i.i. 人材育成: 人財の活躍を支援し、女性や多様性を推進することで、創造的な職場を目指します。
ii. リスクマネジメント: 新たなリスク管理手法を導入し、企業ガバナンスの強化を図ります。
5. 事業戦略
当社は、医療用薬品等の卸売業からセルフメディケーション、製造、調剤薬局に至るまで、各セグメントでの事業機会を拡大し、持続可能な発展を遂げるべく努力していきます。また、再生医療関連のテクノロジーを活かした新規事業への取り組みも強化される見通しです。
まとめ
「Vision2032 Stage2」は、アルフレッサグループのさらなる成長を目指し、持続可能な企業としての道を歩むための重要なステップとなります。地域医療の向上、イノベーションの推進、そして全ての人々のいきいきした生活の実現を目指す本計画に注目が集まります。
会社情報
- 会社名
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アルフレッサ ホールディングス株式会社
- 住所
- 東京都千代田区大手町1丁目1番3号大手センタービル23F
- 電話番号
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03-5219-5100