スポーツを通じた共創と地域活性化を目指す『インクロス』
一般社団法人日本スポーツコミュニティ協会(特にそのブランド『インクロス』)が、パーパス・ミッション・ビジョン・バリュー(PMVV)を新たに策定しました。これは、スポーツを活用して世界中の人々の「想い」を共創し、地域社会へ寄与することを目的としたものです。代表理事の中村航司氏は、フィールドホッケーの選手であり、同協会のリーダーでもあります。彼は、この新しいビジョンをコミュニティ発足4周年を迎えるにあたって発表しました。
スポーツの価値向上とつながりの大切さ
中村氏は、スポーツ界においてこれまで多くの問題を見聞きしてきました。特にコロナ禍でのスポーツ現場の悲惨な状況は、彼にとっても強い衝撃的な体験であり、同時にその改善に全力で取り組む必要性を感じさせました。競技のみを重視するあまり、選手が引退後のキャリアを考慮しない現状や、ハラスメント問題、競技の地域浸透の不十分さなど、多くの課題に直面しているのです。
PMVVの詳細
インクロスが策定したPMVVは、以下のように明確に整理されています。
- - パーパス:スポーツによって人々の「志」を繋ぎ、表現する世界を実現します。
- - ビジョン:地域の特性に応じ、スポーツが経済を活性化させる世界を実現。
- - ミッション:スポーツで「志」を繋ぎ、地域、世界、そして宇宙へと広げていくこと。
- - バリュー:社会的、文化的、経済的にスポーツの価値を高め、新たな出会いと共創の機会を創出します。
これらのビジョンは、地域のスポーツクラブ・アスリート・地元企業との共創を通じて、より良い未来を目指すものです。
スポーツを環境を変える力
中村氏は、アスリートと企業経営者を繋ぐことが重要であると強調しています。このパートナーシップこそが、地域と世界を寄り添わせ、競技を行う側と支える側の共創に繋がると考えています。インクロスは、スポーツを通じて地域が世界と繋がる環境を作り、さらには宇宙にまでその影響を広げることを視野に入れています。
例えば、地域コミュニティの活性化を図ることで、選手たちのキャリア開発やスポーツ教育の新たなモデルが創出されることが期待されます。また、スポーツ業界の旧来の運営方法や価値観に疑問を持ちながら、革新を進めることにより、ハラスメント問題などの解決にも寄与したいという姿勢が伺えます。
今後の展望
これから『インクロス』がどのように具体的な活動を展開し、実現の過程を進めていくのか、多くの人々が注目しています。中村氏の想いが形となった新たなビジョンが、地域スポーツを活性化し、多くの人々に希望を与えることを期待しています。
お問い合わせはインクロスまで。
インクロス
一般社団法人日本スポーツコミュニティ協会
代表理事 中村 航司
〒207−0002 東京都東大和市湖畔3-904-6
TEL:090−2834−7294
Mail:
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URL:
インクロス公式サイト