株式会社エムジーが中小規模向けBA用メタトロン(R)コントローラを提供開始

中小規模向けBA用メタトロン(R)コントローラの販売強化

2025年4月、株式会社エムジーは、中小規模向けのBA用メタトロン(R)コントローラ（形式：BA30C-PAC）の販促活動を強化すると発表しました。この製品には、電力デマンド監視の機能が新たに追加されており、利用者がエネルギー管理を効率化できるよう設計されています。

メタトロン(R)コントローラの基本情報

メタトロン(R)コントローラ（形式：BA30C-PAC）は、空調や電気、熱源、防災といった様々な情報を一元管理できます。これにより、建物内の電力の状態を把握しやすくなるだけでなく、新たに追加された電力デマンド監視によって、電力の使用状況をリアルタイムで確認することが可能です。

主な機能と特徴

- 電力デマンド監視機能: 1つの登録ポイントがあり、最大64台のデバイスを接続できます。また、500点の登録ポイントを設定できるため、利用者のニーズに応じた柔軟な運用が可能です。
- アナンシエータ設定: 最大240点を登録可能で、効率的なデータ管理が実現できます。
- スケジュール設定: 8つのスケジュールに最大30点の登録ポイントを組み込め、計画的な電力利用を促進します。
- トレンドグラフ: 5つのポイントのトレンドをグラフ化し、2000件のログを取得しながら、60秒から3600秒の範囲でのロギング周期を設定可能です。
- ネットワークカメラ対応: 形式BA30C-PAC-Cは、2台のネットワークカメラを登録して監視することができ、安全性や利便性を向上させます。

さらなる製品ラインアップ

エムジーは、コントローラ以外にも、メタトロン(R)コンバータ（形式：BA8NS-CONV）や電力マルチ変換器（形式：BA7NS-WTU）も展開しています。これらは、それぞれの技術を活かしたネットワークソリューションを提供し、ユーザビリティを向上させる設計となっています。

- メタトロン(R)コンバータ: 最大1000mまでのイーサネット伝送距離を実現し、Modbus/TCPとの相互変換も可能な便利な構造です。
- 電力マルチ変換器: 小型電力変換器として、三相4線式の結線に対応。2回路の計測が可能で、様々な環境に対応しています。

今後の展望

エムジーは2025年に向けて、環境への配慮をしつつ省力化に貢献する製品群を積極的に展開していく方針とのことです。これにより、中小規模の事業者でも効率的な電力管理が実現できるでしょう。エムジーの柔軟な対応と幅広い製品群が、持続可能な社会の実現に貢献することに期待が高まります。

詳細な技術情報は公式ウェブサイトにて公開されており、興味がある方はぜひご覧ください。