マイクログリーンサラダ革命
2023-12-13 10:30:09
サラダ革命!アブラナ科マイクログリーンサラダミックスがもたらす健康効果とは?
サラダ革命!アブラナ科マイクログリーンサラダミックスがもたらす健康効果とは?
近年、健康志向の高まりからスーパーフードへの注目が集まっていますが、その中でも近年注目されているのが「マイクログリーン」です。特に、バイオミメシス株式会社が日本初、業界初として提唱するアブラナ科幼野菜に特化したマイクログリーンサラダミックスは、従来のサラダの概念を覆す「サラダ革命」を起こす可能性を秘めています。
マイクログリーンとの出会い
バイオミメシス株式会社代表の巽龍雄氏は、20年ほど前に高分子膜フィルムを用いた施設栽培でトマトやベビーリーフを栽培している際、パートさんが大量の種を蒔いたことから、マイクログリーンとの出会いを偶然の産物としています。その際、短期間で収穫でき、成熟野菜よりも高い栄養価を持つことを発見しました。その後、欧米で既に「マイクログリーン」として栽培されていることを知り、日本での栽培・普及を開始しました。
栽培システムと業務提携
バイオミメシス株式会社は、異常気象の影響を受けにくく、周年栽培が可能なマイクログリーンの栽培システムを販売しています。また、安全で正しい生産環境を整備するため、業務提携方式を採用することで、地域ブロック単位で栽培指導を行っています。工場跡地での栽培など、経験の浅い栽培者への指導にも力を入れています。
マイクログリーンとは?
マイクログリーンは、スプラウトよりも大きく、ベビーリーフよりも小さな幼野菜です。発芽から収穫まで8~14日程度(マイクロハーブは3~4週間)と短期間で収穫できるため、周年栽培が可能です。成熟野菜に比べて、ビタミン、ミネラル、タンパク質、フィトケミカルなど、栄養価が数倍から数十倍も高いと報告されています。
バイオミメシス株式会社では、厳選された培土と種子、そして「ファインバブル水」を用いた栽培方法を推奨しています。また、地域密着型の栽培と直販を重視し、市場卸や配送での販売は控えています。衛生管理体制と鮮度の確保にも力を入れています。
アブラナ科幼野菜の推奨理由
多様なマイクログリーンを栽培してきた経験から、多品種をミックスすることで、より多くの栄養素を摂取できると考えられています。「腸食」と「細胞食」という考え方に基づき、未病への貢献を目指しています。その中でも、日本人の嗜好や健康に最適な品種としてアブラナ科野菜を選びました。
国立がん研究センターの研究では、アブラナ科野菜の摂取量が多いほど全死亡リスクが減少することが示されています。また、抗がん作用、抗炎症作用、抗酸化作用を持つイソチオシアネートを多く含むことも知られています。
レクチンとアブラナ科野菜
発芽直後の野菜には、レクチンと呼ばれる植物性タンパク質が含まれています。レクチンは、植物が外敵から身を守るための防御機構ですが、過剰摂取は健康に悪影響を与える可能性があります。マイクログリーンは、スプラウトよりも成長した状態であるため、レクチンの含有量が少なく、健康へのリスクも低いと考えられています。
ガントリー医学博士の著書「Plant Paradox」では、レクチンと腸内フローラとの関係性について解説されています。レクチンは、免疫系をだましたり、ホルモンの働きを阻害する可能性も指摘されています。アブラナ科野菜は、レクチンの含有量が比較的少ない野菜として挙げられています。
マイクログリーンの生理活性物質
MDPI出版のMolecules学会の論文では、マイクログリーンが豊富な生理活性物質を含み、健康に多様な利点をもたらすことが報告されています。抗酸化作用、抗炎症作用、抗糖尿病作用など、様々な慢性疾患の予防・改善に役立つ可能性が示唆されています。
アブラナ科マイクログリーンサラダミックス
バイオミメシス株式会社が推奨するサラダミックスには、ブロッコリー、ケール、赤キャベツ、ラデッシュなど、8~12種類のアブラナ科野菜を使用しています。それぞれの野菜の栄養素と効能を考慮してブレンドすることで、よりバランスのとれた栄養摂取を可能にしています。
まとめ
アブラナ科野菜で構成されたマイクログリーンサラダミックスは、栄養価が高く、健康増進に役立つスーパーフードです。その高い栄養価と機能性から、「スーパーフードの中のスーパーフード」と呼ぶにふさわしい存在と言えるでしょう。バイオミメシス株式会社は、今後もマイクログリーンの研究開発と普及に努め、健康的な食生活の提案を続けていきます。
会社情報
- 会社名
-
バイオミメシス株式会社
- 住所
- 石川県能美市坪野町ロ211番地
- 電話番号
-
0761-66-1779