SHIC2025がボストンで開催!
日本からアジアへ、そして世界へと飛躍することを目指す「第2回Shonan Health Innovation Conference(SHIC)」が、今年も米国ボストンで開催されます。このイベントは、アジアの革新企業と国際的な投資家を結びつける重要な場となるでしょう。
特に今回のSHIC2025では、日本、韓国、台湾から選りすぐられた18のスタートアップ企業が参加します。これらの企業は、米国のベンチャーキャピタル(VC)やコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)とのパートナーリングに挑んでおり、イノベーションの創出が期待されています。これにより、アジア発の新たなテクノロジーやソリューションが海外市場に進出する道が開かれることでしょう。
アイパークインスティチュート株式会社(神奈川県藤沢市)の代表取締役社長、藤本利夫氏は、「今年もSHICをボストンで開催できることに意義を感じている。アジアのスタートアップと海外投資家を結ぶ場となり、アジアからのイノベーションが飛躍するきっかけとなるよう願っています」とコメントしました。
SHICの背景とは?
スタートアップにとって、研究開発を迅速に進め、持続可能な事業を展開するには、十分な資金調達が不可欠です。しかし、アジア全体の投資環境は複雑であるため、海外の投資家と接点を持つことが重要です。これを受けてアイパークインスティチュートは、アジアの有望なスタートアップが海外資金を獲得できるよう、新しい出会いの場を作り出すことを目指しています。
参加スタートアップと投資家の期待
SHIC2025では、アジアの潜在的なスタートアップと21の投資機関が集結します。多様なバックグラウンドを持つこの投資家たちは、アジアのイノベーションに高い期待を寄せており、スタートアップには独自の技術やプロダクトを披露するチャンスが与えられます。
選抜された参加企業は、製薬、次世代医療、AI、細胞農業など、さまざまな分野で新しいアイデアを持ち寄り、国際的な投資家からの資金調達を目指します。これは、アジアの技術革新が世界の市場でどのように展開できるかを示す貴重な機会であり、今後の成長を見据えた重要なステップです。
湘南ヘルスイノベーションパークの役割
湘南ヘルスイノベーションパーク(湘南アイパーク)は、2018年に武田薬品工業が始めたプロジェクトで現在はアイパークインスティチュートが運営しています。このサイエンスパークは、医療やライフサイエンスに関連する企業や団体が集い、協力し合うことでイノベーションを生み出すことを目的としています。既に190以上の企業が参加し、約2500人の専門家が集まっています。
最後に
ボストンで行われるSHIC2025は、アジアのスタートアップが新たな可能性を発見する重要なイベントです。参加企業は国際的な舞台で成長を遂げるチャンスをつかみ、投資家はアジア市場の未来を見つめる絶好の機会となります。このイベントがアジアのイノベーションの架け橋となることを期待しましょう。