財前直見が大分・別府で伝統竹加工術を体験する特番

財前直見が学ぶ別府の伝統竹加工術

8月21日（木）の夜10時、BS日テレで放送される「なおみ農園」では、女優・財前直見が大分県別府におけるスローライフを体験します。この回では、明治41年に創業された老舗竹加工メーカー「永井製竹」を訪れ、日本一の真竹生産地として知られる大分の伝統工芸「別府竹細工」に密着。特に「油抜き」という竹加工における重要な工程を学びます。

伝統の技がもたらす文化

大分県は日本一の真竹の生産地。この地域の竹細工は、江戸時代から続く歴史ある工芸品として深い文化的背景を持つのです。別府市では、湯治客向けに竹製の生活用品が作られ、名物の土産品としても愛されています。その中でも、「永井製竹」では竹を使った日用品や食器が製造され、職人たちの情熱と技術が注がれています。

番組では、まず「永井製竹」の工房見学が行われ、竹加工における「油抜き」という工程が紹介されます。これは竹が自身を保護するために持つコーティング油を除去する作業であり、全ての竹製品の製造過程の出発点となる大切な技術です。職人の手によるこの作業を目の前で見ることができる貴重な機会となっています。

精霊馬づくりで日本の伝統を体験

番組後半では、なおみ農園に戻り、日本の古くからの伝統行事である「精霊馬」づくりに挑戦します。きゅうりやナスを使ったこの精霊馬は、毎年お盆に飾られる文化で、財前さんの家族がその由来や意味を体験しながら学びます。精霊馬づくりを通じて、観る人々には日本の文化や、お盆の大切さを再認識する機会を提供します。

15年以上のスローライフ実現

財前直見さんは、コロナ禍や働き方改革の影響もあって注目されるスローライフを、なんと15年以上前から大分で実践してきました。このライフスタイルは多くの人々の憧れとなり、彼女の素顔や日常が垣間見える内容は、番組の大きな魅力の一つです。台本や企画に縛られず、リアルな暮らしを紹介することで、彼女の家族が送る自然な日常風景が映し出されます。

今回の「なおみ農園」では、視聴者にとっても新たな発見があることでしょう。大分の豊かな自然と文化に触れる一時間をお楽しみに！