武蔵野大学が子どもたちの未来に向けたシンポジウムを開催
武蔵野大学人間科学研究所は、2026年5月23日(土)に「社会的養護からの大学進学、そして卒業へ vol.2」というシンポジウムを開催します。東京都西東京市の武蔵野キャンパスで実施され、オンラインでも同時配信されるこのイベントの背景には、日本の児童養護施設や里親家庭からの大学進学率がわずか約2割にとどまっている現状がある。その進学後の卒業率もさまざまな課題を抱えていることから、今後の対策が求められています。
会の目的は、日本の大学がどのように社会的養護から進学した若者を支援できるかを考察することであり、特に先進的なアメリカの取り組み事例に触れる機会となります。近年、アメリカでは、2000年代後半からの制度改革を経て、社会的養護の経験を持つ学生の進学や就学に焦点を当てた支援策が強化されてきました。
登壇者には、ワシントン州立大学のエイミー・サラザー博士が参加し、彼女が設計したプログラムに基づいて、社会的養護を受けた若者が大学に進んだ事例を紹介。また、マディ・デイ氏も加わり、複数の州でソーシャルワーカーとしての経験を語りながら、大学内での支援体制についての具体的な実例を共有します。
シンポジウムは、午後1時から4時半まで行われ、参加は無料ですが、事前申し込みが必要です。定員は300名で、現地参加が定員に達した場合はオンライン参加のみとなります。興味のある方は、専用の申込フォームを通じて早めに登録を済ませてください。
アメリカの成功事例
2000年代後半にアメリカで行われた連邦法律の整備により、従来よりも多くのリソースが社会的養護を受けている者たちの支援に投じられるようになりました。これに伴い、特に進学を目指す若者たちに向けた各種プログラムが立ち上がり、その効果が徐々に現れています。例えば、エイミー・サラザー博士のプログラムは、社会的養護の中で育った若者が大学に進学するための準備を整え、適切なサポートを得られるように設計されています。
シンポジウムの重要性
日本における現在の進学率は、アメリカの成功事例を参考にしながら改善が求められています。このシンポジウムは、国内での社会的養護から進学する若者たちを支える新たなアプローチを探る重要な機会になるでしょう。教育機関や社会福祉関係者、さらには一般市民が共にこの問題に耳を傾け、解決策を模索することが期待されています。
武蔵野大学人間科学研究所はこのような取り組みを通じて、地域社会との連携を深め、未来を担う若者たちが安心して学ぶことができる環境を整えることを目指しています。興味のある方は、ぜひこのシンポジウムに参加し、未来の社会をともに考える場に足を運んでみてはいかがでしょうか。若者たちの未来は私たちの手に委ねられています。