ロボット技術の可視化と知財化
2026-02-02 12:38:56

日本のロボット技術を可視化する新たな知財プラットフォームの登場

新たな知財SaaS連携モデル「AI Robotics on IDX × Tokkyo.Ai」の発表



AIデータ株式会社とリーガルテック株式会社が新たに発表したのは、日本のロボット技術のさまざまな知見や制御ノウハウを可視化し、知的財産として保護・販売を実現するSaaS連携モデル「AI Robotics on IDX × Tokkyo.Ai」です。この取り組みは、従来は暗黙的に扱われてきた技術を生成AIを使って構造化し、知財テンプレートとして整理する基盤を提供します。

どうしてこれが必要なのか?



日本のロボット産業は優れた技術を持ちながら、それを有効活用できていない現状があります。多くの技術が個人や特定の企業に依存しているため、資産としての管理がされていません。その結果、その技術が知財化されないことから、収益化や外部展開が難しくなっています。さらに技術の価値を外部に示すための仕組みも不足しているのが現状です。

新モデルの主な機能



この新モデルでは、次の4つの機能を持ったサービスを提供します:

1. 技術テンプレートの自動生成:AI Robotics on IDXは、動作データや制御手順を整理し、生成AIを用いて標準化されたテンプレートを自動的に生成します。
2. 知財の登録・保護:生成されたテンプレートはTokkyo.Aiのプラットフォームを介して特許やノウハウとして整理され、証跡データと連携して保護されます。
3. 収益化の支援:業界別に最適化されたテンプレートがSaaSライセンスとして提供され、技術資産を効率よく収益化します。
4. 技術評価データルーム:技術情報を安全に共有できるデータルームが設けられ、M&A、資金調達、技術評価に役立つ環境が整えられています。

本プロジェクトがもたらす価値



このモデルによって、技術はただの「眠っている資産」から、実際の経営資産へと変わります。特に中小企業や製造業、研究機関など、技術を持っているが十分に活用できていない領域での知財活用が期待されます。また、知財テンプレートのSaaS販売により、収益モデルの構築が容易になります。スタートアップにとっては、制御データやAIモデルを知財として提示できるようになり、資金調達時の説明が大幅に向上します。

想定される利用シーン



この技術が活用されるシーンは多岐にわたります。例えば、町工場が持つ加工・操作のノウハウをAIがテンプレート化し、Tokkyo.Aiで保護した上で、業界全体へ展開することが可能です。また、大企業のR&D部門が自社の制御技術を「テンプレ特許」として整理し、海外ライセンス展開を検討することも想定されます。さらには、スタートアップが自社の動作設計や制御構造を知財資産として整備し、その内容を資金調達の際の説明資料として活用できます。

未来の展望



今後、AIデータ社とリーガルテック社は地方の製造業やスタートアップ、さらには大学や研究機関との連携を深め、日本国内にあるロボット技術の知財ストック化を積極的に進めていく方針です。また、業界特化型テンプレートの整備を続け、将来的には海外展開を見据えた知財エコシステムの構築も目指しています。複雑なロボット技術をわかりやすく可視化することで、日本のロボット産業が次のステージへと進む手助けとなるでしょう。

会社概要



  • - AIデータ株式会社
設立:2015年4月
所在地:東京都港区虎ノ門5-1-5 メトロシティ神谷町ビル4F
URL: AIデータ株式会社

  • - リーガルテック株式会社
設立:2021年3月
所在地:東京都港区虎ノ門5-13-1 虎ノ門40MTビル4F
URL: リーガルテック株式会社


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会社情報

会社名
AIデータ株式会社
住所
東京都港区虎ノ門5-1-5メトロシティ神谷町4F
電話番号
03-6683-0890

トピックス(経済)

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