海と希望の学園祭 in kamaishiの概要
2024年11月9日(土)から10日(日)にかけて、釜石市で「海と希望の学園祭 in kamaishi」が開催されます。この学園祭は、東京・文京学院大学の学生チームが中心となり、地域貢献を目的としたさまざまなイベントを展開します。
ペットボトルアートの展示
一つ目の目玉は、「みんなでつくる大きな船」です。このプロジェクトでは、使用済みのペットボトルキャップを使って、色とりどりの船のアート作品を制作します。3137個のペットボトルキャップを集めて作られるこのアートは、環境問題への意識を高めることを目的としています。捨てられる運命にあった資源たちが、新たな価値を持つアートへと生まれ変わります。
体験型ワークショップ
今年も注目のワークショップが開催されます。学生たちが指導する「ペタペタお魚かんむりづくり」や、地元の経木を活用した「魚モビールづくり」など、子供から大人まで楽しめる内容盛りだくさんです。参加者は、リサイクル素材を使って、自分だけのアート制作を体験できます。
チャリティー販売
文京学院大学のボランティア団体「ブレーメンズ」が手掛けるチャリティグッズの販売も行われます。売上はすべて釜石市内の団体に寄付され、地域経済の活性化に寄与します。これまでの活動で累計567万円以上を寄付してきた実績を持ち、地域との繋がりを深める活動を続けています。
文京学院大学と釜石市の関係
文京学院大学は、2011年から釜石市との連携を強化してきました。東日本大震災後の復興支援活動を通じて、地域の人々との交流を深め、共に歩むプロジェクトを展開しています。例えば、2017年からは地域住民とともに「ねば~だるまプロジェクト」を進め、交流を支援してきました。また、2020年には地域社会の発展に寄与する包括連携協定を結び、地域の活性化に取り組んでいます。
参加者の期待を背負って
釜石市の住民や観光客からの期待が高まる中、学生たちの情熱が詰まった「海と希望の学園祭」が実現します。地域貢献の形を模索する中で、学生たち自身が成長し、地域と共に未来を見据えた活動を続けていくことに繋がります。この学園祭が、釜石市にとって新たな希望の象徴となることでしょう。是非この機会に、釜石市を訪れてみてください!