ハイブランドマーケティング
2024-07-09 14:18:41

中小企業の救世主!上嶋悟氏が提唱する「ハイブランドマーケティング」とは?

中小企業の未来を拓く「ハイブランドマーケティング」とは?



近年、中小企業を取り巻く経営環境はますます厳しさを増しています。帝国データバンクの調べによると、2023年の倒産件数は前年比33.3%増と、過去2年連続で増加し、2015年以来の高さとなっています。

これまで「安くて高品質」を武器としてきた日本企業にとって、価格競争はもはや限界を迎えています。生き残りをかけた新たな戦略が必要不可欠な時代なのです。

そんな中、注目を集めているのが、ネットコンサルタントの上嶋悟氏による「ハイブランドマーケティング」です。上嶋氏は、2024年7月1日に自身の経験とノウハウを凝縮した書籍『単価も利益も客層も上がる! 中小企業のための ハイブランドマーケティング』を出版。発売からわずか1週間でAmazonで品切れとなるなど、大きな反響を呼んでいます。

本書では、世界的に有名なハイブランド企業や商品を例に挙げながら、「高単価・高利益で理想のお客様が集まる」ビジネスを実現するための考え方や手法を具体的に解説しています。

「ハイブランドマーケティング」で中小企業はどう変わるのか?



「ハイブランドマーケティング」とは、単なる価格競争ではなく、自社の商品やサービスに独自の価値観を付与することで、お客様に「高額でも買いたい」と思わせる戦略です。

上嶋氏は、倒産寸前だった会社のHPの修正やブログを通じ、業績をV字回復させた経験を持つなど、これまでに200社以上の企業の業績向上に貢献してきました。本書では、その豊富な知識と経験に基づいた、実践的なノウハウが惜しみなく公開されています。

「ハイブランドマーケティング」の具体的な内容



本書では、以下の内容について詳しく解説されています。

ハイブランドマーケティングの考え方と手法(ヘリテージ戦略、イメージ戦略)
世界的に成功しているラグジュアリーブランドの事例
成功している日本企業の事例
ブランドイメージを演出する方法
SNS時代におけるイメージ戦略
お客様から愛されるための秘訣
高額商品を扱えるようになる方法
専門家とともにリブランディングを行う

厳しい時代を生き抜くためのヒント



上嶋氏は、本書を執筆した背景について、「中小企業は大手の真似をして薄利多売をしても勝てません。しかし、日本の多くの企業は、依然として『よいモノを安く売る』という発想に囚われています。これから生き残るには、『品質のいいモノ』ではなく、『お客様が価値を感じ、高額でも買いたくなるモノ』を提供することが不可欠です。」と語っています。

本書は、今後ますます厳しさを増す経営環境の中で、職人気質だった日本の多くの企業がハイブランドマーケティングを取り入れることで、生き残り、さらに成長するためのヒントを与えてくれるでしょう。


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