JSTQB、新バージョンのテストアナリストシラバスを公開
2026年6月12日、ソフトウェアテスト技術者資格認定組織であるJSTQBは、テストアナリスト向けのAdvanced Level シラバス日本語版Version 4.0を公表しました。この新しいシラバスは、ソフトウェアテストにおけるテスト分析、テスト設計、欠陥予防に関する知識を集約したもので、世界中のIT関連業務に従事するプロフェッショナルに重要な情報を提供します。
シラバスの概要
新シラバスは、ISTQBのAdvanced Level Syllabus Test Analyst v4.0の日本語翻訳版であり、前バージョンである3.1.1J03からのメジャーアップデートとなります。特に、テスト技法の分類やテスト欠陥予防の範囲を拡大させており、実務における有効なリソースとなることでしょう。
主な改定点
1.
目的の拡充: 学習の目的が31個から36個に増加し、各目的がどのセクションで扱われているか一目でわかる新しい構成が採用されました。これにより、受講者は自身の学習の進捗を確認しやすくなっています。
2.
テスト技法の整理: 第3章ではテスト技法を「データに基づく技法」「振る舞いに基づく技法」「ルールに基づく技法」と明確に分類。これにより、各技法の選択が容易になりました。
3.
欠陥予防の内容拡張: 旧バージョンではレビューにフォーカスしていた第5章の範囲を大幅に拡げ、新しい実践的内容として、モデル活用や欠陥分類の根本原因分析などが追加されました。
4.
新トピックの追加: テストケースの品質基準やテスト環境要件、ランダムテストといった新たなトピックが含まれ、最新の技術動向に即した内容に仕上がっています。
5.
国際標準への対応: 最新のソフトウェア品質に関する国際規格に対応し、グローバルに通用する内容となっています。
認定試験の移行について
新シラバスに基づく認定試験は2026年11月中旬に開始予定で、それまではCTAL-TA 3.0(3.1.1J03)シラバスに基づく試験が実施されます。
シラバスのダウンロード
新しいシラバスはJSTQBの公式ウェブサイトから無料でダウンロード可能です。データは以下のリンクから入手できます。
シラバスダウンロード
JSTQBについて
JSTQBは、2005年にISTQBに加盟した日本のソフトウェアテスト技術者資格認定組織です。国際的に通用する資格認定を行い、日本国内のテスト技術者のスキル向上にも寄与しています。詳細については、公式ウェブサイトを参照してください。
公式サイト:
JSTQB
公式Twitter:
@JSTQB_PR
この新しいシラバスは、テスト業務に従事する専門家にとって、キャリアアップやスキル向上に役立つ貴重なリソースとなります。JSTQBの情報を活用し、より高い専門性を目指していきましょう。