ひろみちお兄さんが贈る知育絵本『ホネキンシアター』が登場！

ひろみちお兄さん、復帰後の初絵本を発表

佐藤弘道さんが手がける知育絵本『ホネキンシアター』が、2025年5月10日（土）に発売されることが決定しました。この絵本は、彼が脊髄梗塞を経て復帰後、初めての著作となります。作品のテーマは「骨と筋肉」で、子どもから大人まで楽しみながら体について学べる内容です。

『ホネキンシアター』の誕生背景

佐藤さんが脊髄梗塞を発症したのは2024年6月のことでした。それ以来、約1年が経過し、下半身麻痺や排泄障害等の後遺症と闘っているとのことです。しかし、彼は「健康」についての重要性や運動の楽しさを広めるために絵本制作に取り組む決意を固めました。

「ホネキン」とは骨と筋肉を意味する言葉で、彼はこのテーマを通じて、子どもたちに体を大切にする感覚を育んでほしいと考えています。また、彼自身の怪我や手術の経験も本書に反映されており、健康についてのメッセージが色濃く込められています。

本書の特徴

『ホネキンシアター』は2部構成になっており、前半では骨と筋肉のしくみを学びます。イラストを見ながら、どのように体が動くのかを楽しく理解できる仕組みです。教えかける役を担うアシスタントキャラクター「ホネット」と「ニック」が登場し、子どもたちを楽しませながら骨と筋肉についての知識を深めさせます。

後半では、体を7つに分けて楽しい運動遊びが展開され、骨や筋肉をバランス良く使うことで丈夫な体を作ることを目的としています。「今、どこの筋肉が伸びているのかな？」「骨はどうやって動いているのかな？」といった疑問を持たせることで、読者は自らの体について考えるきっかけを得ることができます。

ひろみちお兄さんのメッセージ

佐藤さんは、自身の健康状態と向き合う中で「小さい頃から体を動かしていたことが、今回の病気からの回復を早めた」と語っています。また、読者に対しては「この絵本を通じて、体を動かす楽しさや、自分の体と向き合う機会を持ってほしい」と強く願っています。

作品情報

本書の詳細は以下の通りです。

- タイトル: 『ホネキンシアター』
- 作: 佐藤弘道
- 絵: にしもとおさむ
- 発売日: 2025年5月10日（土）
- 定価: 1,800 円（税込）
- 仕様: AB判／32ページ
- 発行: 株式会社世界文化ワンダーグループ
- 購入方法: 世界文化社の公式サイトまたは Amazon で購入できます。

絵を担当するのはにしもとおさむ氏

今回の絵本に挿絵を手掛けるのは、にしもとおさむさん。彼は広島生まれで、武蔵野美術大学を卒業後、東京を中心に幅広い分野で活動しています。人体に関するわかりやすい図解が評価され、多数のロングセラー絵本を制作しています。

健康について子どもたちに伝える重要な役割を果たす『ホネキンシアター』。この本を通じて、次世代の健康意識が高まることを期待したいですね。