AWSコスト管理ツール「srest」が自治体のデジタル化を支援
株式会社メタップスホールディングスは、2025年6月4日から6月6日まで東京ビッグサイトで開催される「第5回デジタル化・DX推進展(ODEX)」に、「自治体デジタル化支援EXPO」として出展します。そこで、AWSコスト管理ツール「srest」を紹介し、自治体のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するためのコスト管理ソリューションを提案します。
出展の背景
2023年に施行された「地方公共団体情報システムの標準化及び共通化に関する法律」、通称“標準化法”により、全国の自治体において基幹業務システムの統一と標準化が進められています。多くの自治体が「ガバメントクラウド」への移行を急速に進めており、特にAWS(Amazon Web Services)などのクラウドインフラが導入されています。しかし、クラウド移行の際に現れるのが、複雑で予測が難しいコストの問題です。
従来のオンプレミス環境とは異なり、クラウドの料金は使用量に基づいて請求されるため、詳細な分析や可視化、そして継続的な最適化が必要となります。これを怠ると予算超過や無駄な支出を招く恐れがあります。さらに、各部署で発生するコストの分配や検収業務の煩雑さが自治体の情報政策や財務部門に大きな負担を強いています。こうした背景を受けて、「srest」は自治体のデジタル化を支援するさまざまなソリューションを提供しています。
名古屋市での実証実験
「srest」は本年3月から名古屋市のガバメントクラウド環境での実証実験を開始しました。この取り組みでは、マルチアカウント環境におけるコストの可視化や、コスト配分の適切な管理、運用の最適化に挑戦しています。展示会では、こうした課題を持つ自治体の担当者が「srest」の具体的なソリューションや効果を体験できる場を提供し、実際の導入をイメージしやすくしています。
「第5回デジタル化・DX推進展(ODEX)」の概要
「ODEX」は、自治体がデジタル化の推進を望む一方で、DXによって営業組織や経営基盤、バックオフィス業務の効率化、労働環境の改革を目指す企業向けのBtoB展示会です。
- - 開催日時: 2025年6月4日(水)〜金曜日、毎日10:00〜17:00
- - 開催会場: 東京ビッグサイト 東1~3
- - 出展位置: 自治体デジタル化支援EXPO 東2ホール(小間16-14)
- - 参加方法: 事前登録制(無料)
- - 主催: デジタル化・DX推進展実行委員会 (株式会社イノベント内)
公式サイト:
ODEX公式サイト
「srest」ツールの特徴
「srest」は、AWSコスト管理を簡単かつ視覚的に行えるツールで、様々な角度からコストデータを可視化することが可能です。詳細なコスト分析を行うためのダッシュボードが搭載されており、AWSコストの最適化もサポートします。また、この名前は「SRE」と「rest」を組み合わせたもので、効率的な業務運営を目指しています。さらに、AWSが実施する技術レビュー「AWS Foundational Technical Review」を通過し、AWS認定ソフトウェアとしても高い評価です。
公式サイト:
srest公式サイト
企業情報
メタップスホールディングスは、AIの進化を背景に、企業が求める専門的なソフトウェアの提供に力を入れています。企業のDXを支援することがミッションであり、バックオフィスや開発領域のさまざまなニーズに応えています。
- - 会社名: 株式会社メタップスホールディングス
- - 所在地: 東京都渋谷区渋谷二丁目24番12号 渋谷スクランブルスクエア
- - 代表者: 山﨑 祐一郎(代表取締役社長)
- - 設立: 2023年1月26日
- - 資本金: 100百万円
テクノロジーによってお金と経済のあり方を変えるというビジョンを掲げ、社会に貢献することを目指しています。