イオンファンタジー株式会社が展開するモーリーファンタジーのキャラクター“ララちゃん”が夢を叶える企画「ララゆめ ~ララちゃんが夢をおてつだいします!~」で、岡山県倉敷市在住のまなちゃん(5歳)の「車椅子のお母さんと家族みんなでプールに入りたい」という夢が実現しました。
まなちゃんは、4歳になったばかりの頃に母親が病気で車椅子ユーザーとなり、大好きなプールに一緒にいけなくなってしまったそうです。そんなまなちゃんの夢を叶えるため、イオンファンタジーは児島マリンプールと認定NPO法人プール・ボランティアと協力し、スロープ付き屋内プールでの防水車椅子を使用した入水や、家族みんなで楽しめる屋外プールでの水遊びを実現しました。
今回の企画では、まなちゃんだけでなく、お母さんもプールを楽しむことができました。プール・ボランティアの日本製 重度身体障がい者用浮き具「うきうきくん」を使用することで、お母さんは安心してプールに入ることができ、まなちゃんと一緒に水遊びを楽しむことができました。
まなちゃんは「みんなでプールができて楽しかったです。お母さんがプールの中で歩いていてびっくりしました。お母さんと一緒に潜ってにらめっこをしたことが一番楽しかったです。また家族みんなとプールで遊びたいです。」と笑顔で話していました。
一方、お母さんは「忘れられない一日になりました。プール・ボランティアさんにサポートいただいたおかげで安全にプールを楽しむことができました。自分の身体がこれだけ動くことができるのだと分かったのでまた挑戦したいです。こどもたち二人の笑顔が見られて幸せな時間でした。夢をおてつだいしてくださった皆様ありがとうございました。」と、感謝の気持ちを述べていました。
認定NPO法人プール・ボランティアの理事長 岡崎寛さまは「お母さんはこれからもっともっと泳ぐのが上手になると思います。そうしたら、まなちゃんと水泳で競争もできます。まなちゃんの満足そうな笑顔が見られて、今回ご協力できたことをうれしく思います。障害者も健常者もともに楽しめるプール社会の実現にまた一歩近づきました。」と、今後の展望を語りました。
今回の企画で、まなちゃんとお母さんは、家族みんなでプールを楽しむ貴重な経験をすることができました。また、プール・ボランティアの活動によって、障害者も安心してプールを利用できる環境が整いつつあることを示す良い事例となりました。
「ララゆめ」は今後も、子どもたちの夢を叶える活動を続けていくとのことです。