河鶴とハナマルキが手がける新製品「まろ塩こうじ梅」
日本の食卓に新たな風を吹き込む企画が進行中です。創業50年を迎えた株式会社河鶴が、ハナマルキ株式会社とコラボレーションし、「まろ塩こうじ梅」を2026年3月1日から全国展開することが決定しました。当商品は、梅干しに塩こうじを融合させた新しい形の梅干しで、化学調味料を使わずに自然な旨味を追求した逸品です。
新たな梅干しの魅力づくり
「まろ塩こうじ梅」は、製造効率を考慮してこれまで流通が難しかった「梅干しと塩こうじ」の組み合わせを実現しました。21日間という長い熟成期間を経て作られたこの梅干しは、まろやかで奥行きのある味わいが特長です。米と塩を基にした塩こうじが、梅の甘味や旨味を引き出し、酸味を優しく包み込むことで、誰でも楽しめる味に仕上げました。
特に、すっぱい梅干しが苦手な方や健康を考えて減塩を求める人々にも愛される、新しい梅干しのスタイルを提案しています。この商品は、梅干しの美味しさを再定義する機会となることでしょう。
塩こうじの3つの革新
ハナマルキ社が提供する「酵母発酵液体塩こうじ」は、この梅干しに独自のメリットをもたらしました。以下の3つの革新を実現しています。
1.
酸味をやわらげる:塩こうじの特性により、梅干し特有のツンとした酸味を抑え、角のない口当たりを生み出しました。
2.
自然な旨味の追求:発酵食品の旨味成分が梅本来の味を引き出し、化学調味料に頼らないクリーンラベルを実現しました。
3.
深みとコクの強化:酵母発酵によって深みが加わり、減塩でありながら濃厚なコクを持つ味わいを生み出しています。
開発の背景と課題
梅干し市場では、健康志向が高まる中で「減塩」と「美味しさ」を両立させることが求められています。しかし、「塩こうじ」を用いた梅干しの全国流通には大きな課題がありました。それは、長い熟成期間と品質管理の難しさです。塩こうじを利用した梅干しは最低21日かかるため、生産効率が低下しがちでした。河鶴は商社機能を活かし、原材料の安定供給を図ることで、これを乗り越えました。
漬け込み期間の選定
商品ではあえて長めの漬け込み期間、つまり3週間を採用しています。開発段階では様々な漬け込み期間をテストし、最もバランスの良い期間を導き出しました。3週間の熟成により、風味が最大限引き出され、酸味と甘味、旨味の調和が実現されるのです。これにより、ふっくらとした果肉とまろやかな味わいを楽しむことができます。
商品情報と今後の展望
「まろ塩こうじ梅」は、2026年3月から全国のスーパーマーケット、百貨店、オンラインストアを通じて販売されます。内容量は120g(5粒入り)で、一つ一つがこだわり抜かれた逸品です。河鶴社長の河島伸浩氏は、発酵食品としての新しい梅干しの可能性を語り、「安定供給の体制を築くことができた」と自信を見せています。
この新しい梅干しが、食卓に新しい楽しさと健康的な選択肢を提供することが期待されます。さらに、河鶴は地域の持続可能性と新たな食文化の創造を目指し、今後もさらなる取り組みを行っていく考えです。