イオレとTEAMZが暗号資産金融事業での戦略的協業を開始
株式会社イオレは、東京都港区に本社を構える株式会社TEAMZとの間で、暗号資産金融事業における協業を模索するための基本合意書を締結したことを発表しました。この取り組みは、特にイベントやマーケティング支援に注力することを目指しています。
様々なサービスを展開する両社
イオレはデジタルクリエーション事業を展開し、日本最大級のWeb3サミットを開催するなど、多岐にわたるサービスを行っています。一方のTEAMZも、Web3分野において強固な実績を持ち、特にWeb3業界やAI業界のリーダーや専門家を集めた大型イベント『TEAMZ WEB3/AI SUMMIT』を主催し、そのプレゼンスを広げています。これらの強みをふまえ、両社の協業が期待されています。
基本合意契約の背景
イオレは2025年8月に発表した中期経営計画において、暗号資産金融事業を主要な事業として位置付けています。その中で、自社による暗号資産の取得・保有による財務基盤強化を図る「暗号資産トレジャリー」と、市場から資金を調達する「暗号資産レンディング」を推進する計画です。また、将来的な暗号資産のマスアダプションを視野に入れ、「Neo Crypto Bank構想」として新たな金融プラットフォームを構築することも目指しています。
協業の具体的な内容
本基本合意に基づき、両社は以下の3つの領域を中心に協議を進める予定です。
1.
提携スキーム及び役割の基本方針
イオレが事業計画を策定し、運営や進行管理を行い、TEAMZがマーケティングやイベント支援を担当します。
2.
協業の内容
TEAMZが主催するイベントへの連携や、マーケティング戦略の展開、ファイナンス支援などが予定されています。特に、TEAMZが主催する「TEAMZ SUMMIT」のようなイベントとのコラボレーションが協議される見込みです。
3.
マーケティング支援
イオレのプロダクトやサービスの告知、ユーザー基盤との接点創出を通じたプロモーションを行います。また、事業推進に資する投資家の紹介など、金融的・協力的な機会の模索も重要なテーマです。
最後に
この協業が成功すれば、イオレの暗号資産金融事業が加速度的に成長する可能性があります。TEAMZとのパートナーシップにより、より多くのユーザーとの接点を持ちつつ最新の技術を活用したサービス展開が期待されています。これからの両社の進展に注目が集まります。