イマジンワンワールド新体制
2021-04-15 15:47:29

一般社団法人イマジンワンワールド、KIMONOプロジェクトを強化して新体制に移行!

一般社団法人イマジンワンワールドは、2021年4月15日に臨時社員総会を開き、東京オリンピックの開催に向けて「KIMONOプロジェクト」の体制を一新しました。このプロジェクトは、世界207の国と地域、難民選手団を象徴する207着の着物を制作し、平和のメッセージを通じて国際的な交流を促進することを目的としています。新たに選任された理事には、日本初のメジャーリーガー村上雅則氏とビーチバレーの先駆者瀬戸山正二氏が名を連ねることになりました。新しい監事としては前田幸一氏が選ばれ、これにより体制が強化されました。

手嶋代表理事は、総会の場で新体制の発足を祝福するコメントを述べました。彼によれば、この日が大リーグでの人種差別撤廃に貢献したジャッキー・ロビンソン氏を讃える日であることが、新たな体制の発足にふさわしいと語りました。新しい理事陣の経歴と彼らがプロジェクトにもたらす影響についても注目が集まります。

まず、村上雅則氏は、1963年に南海ホークスへ入団し、1964〜65年にはサンフランシスコ・ジャイアンツでプレーしました。日本人で初めてメジャーリーガーとして名を馳せた彼は、現在国連難民高等弁務官(UNHCR)協会の難民親善大使としても活躍しています。村上氏の経験と国際的な視点は、KIMONOプロジェクトに新しい風を吹き込むことでしょう。

続いて、瀬戸山正二氏は、日本におけるビーチバレーの先駆者として知られています。1996年のアトランタオリンピックには選手として参加し、その後はシドニー、北京のオリンピックで監督を務めました。彼の豊富な経験と国際的な舞台での実績は、プロジェクトの発展に寄与することが期待されます。

KIMONOプロジェクトは、ただ単に着物を制作するだけでなく、各国の文化や歴史を反映させる取り組みでもあります。制作費は1着あたり200万円で、日本各地のアーティストや着物作家が協力して国の誇りを表現しています。寄付も日本全国から集められ、すでに4億円以上の資金が集まっています。すべての制作費は制作者に直接渡され、活動に関わるメンバーは全てボランティアです。

また、KIMONOはG7やG20、国連75周年記念事業など、国際的な大イベントでも使用され、さまざまなシーンで平和のメッセージを伝えてきました。手嶋代表理事は、世界各国の人々を迎え入れるこのプロジェクトの重要性を強調し、困難を乗り越える勇気を与える役割を果たすことに期待を寄せています。

イマジンワンワールドの新たな体制は、KIMONOプロジェクトを通じて世界に向けてさらなる発信力と影響力を持つことが期待されています。これからの活動が、国際的な連携や平和の実現にどのように寄与していくのか、大いに注目されます。

会社情報

会社名
一般社団法人イマジンワンワールド
住所
東京都渋谷区桜丘町17-12ジョンソンビル401
電話番号

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