経理支援のパートナーシップ強化
株式会社キャスターは、経理専門のリモートアシスタントサービス「CASTER BIZ accounting」を展開しており、今後、株式会社マネーフォワードとの連携を強化し、特にスモールビジネス向けの経理やバックオフィス支援を進化させることに注力します。この取り組みは、両社が持つノウハウやリソースを組み合わせることで、事業の成長を促進し、顧客への支援を拡大することを目的としています。
経理業務支援の必要性
近年、労働人口が減少し、専門的なバックオフィス人材が不足しているという問題が深刻化しています。特に、小規模事業者や個人事業主は経理業務に多くの負担を背負っています。そこで、キャスターは中期的な経営戦略として経理業務支援を重視し、2024年5月にはマネーフォワードと資本業務提携を締結することが決定されました。この提携により、顧客紹介やサービス連携の計画が進行中です。
マネーフォワードのクラウドサービス
マネーフォワードが提供する「マネーフォワード クラウド」などのSaaSサービスは、自動化機能とユーザーフレンドリーなインターフェースで、多くの事業者に支持されています。特に、小規模企業や個人事業者にとって、使用しやすいツールであり、現在、課金業者数は35万を超えています。ただし、多忙な事業者にとって、クラウドツールの初期設定や運用には時間がかかることがネックとなります。
業務負担の軽減に向けた取り組み
そこでキャスターでは、マネーフォワードとの協力により、経理業務の負担軽減を図り、企業の成長を支援する計画を進めています。具体的には、キャスターの豊富な人材とマネーフォワードの技術を融合させることで、業務の効率化を実現する方針です。このアプローチにより、多くの企業が本業に専念できる環境を整え、競争力を高めることが期待されます。
今後の展望
キャスターは、バックオフィス支援を強化し続け、スモールビジネスや個人事業主にさらなる支援を提供していく予定です。また、マネーフォワードとの連携を強化し、両社の強みを活かした新たなサービスの共同開発を目指します。このような取り組みを通じて、人材不足の解消、業務効率化、また、DXの普及に貢献し、中小企業の経営基盤を強化することが狙いです。
株式会社キャスターの概要
キャスターは2014年に設立され、「リモートワークを当たり前にする」というミッションを掲げています。フルリモートでの勤務体系を採用し、リモートアシスタントサービス「CASTER BIZ」シリーズを提供し、累計5,000社以上の企業に支援を行っています。当社は、労働人口の減少が進む現代において、労働に関するバイアスを解消し、全てのワーカーが生き生きと働ける社会を実現することを目指しています。
会社概要