親子で挑戦!隠されたフルーツの力に迫る
10月12日(日)、金沢市の金沢学生のまち市民交流館で親子向けの実験イベントが行われます。時間は13時から16時までで、内容は「隠されたフルーツの力〜高峰譲吉と酵素の世界〜」です。このイベントは、金沢工業大学バイオ・化学部の学生たちが中心となり、次世代の科学者を育成することを目的とした「未来の高峰譲吉博士は君だ! 発酵産業活性化プロジェクト」の一環です。
この親子実験では、パイナップルやキウイなどのフルーツに含まれる消化酵素が、ゼリーの変化にどのように影響を与えるかを観察します。実際の実験を通じて、子どもたちは科学の面白さを体感できることでしょう。
高峰譲吉博士の功績
また、本イベントでは今日の胃腸薬の源となったタカジアスターゼを発明した金沢出身の科学者、高峰譲吉博士についても詳しく学ぶことができます。高峰博士は日本の近代科学の先駆者として知られ、彼の業績は今もなお多くの人々に影響を与えています。この機会に、博士の功績に触れることで、子どもたちがさらに科学への興味を深めることが期待されています。
「JOKITI ぷる・ラボ☆」の挑戦
参加するのは金沢工業大学の1年生を中心とした13名の学生たちです。彼らは「JOKITI ぷる・ラボ☆」というチーム名で、金沢市の公募型事業にも意欲的に参加。イベントの企画や実施を学生主体で行い、若い世代からの新しいアイデアや視点を取り入れています。これは、未来の高峰譲吉博士を育成するための重要なステップともなります。
親子で楽しく、そして学びあるひとときを過ごすことができるこのイベント。申込みは不要で、気軽に参加できるとのことです。ぜひ、家族で科学の不思議な世界を体感しに来てください!
この実験を通じて、子どもたちが抱える未来への希望や夢が一層膨らむことを期待しています。そして、将来的に新しい科学者が誕生するかもしれない、とてもワクワクする機会です。さあ、あなたも隠されたフルーツの力に触れてみませんか?