心の栄養手当とは
2025-02-26 11:45:21

クックデリが導入する新福利厚生「心の栄養手当」とは

クックデリが導入する新福利厚生「心の栄養手当」とは



高齢者施設向けに、安全でおいしい冷凍食品を提供しているクックデリ株式会社が、2025年3月から社員のメンタルヘルスケアを強化するための新たな福利厚生制度「心の栄養手当」を導入することを発表しました。この制度は、社員一人ひとりが自分の心の健康を維持し、よりよい業務パフォーマンスを発揮できるように支援することを目的としています。

「心の栄養手当」の内容と期待される効果



「心の栄養手当」は、社員が自分自身の心の健康を維持するために行う体験型活動に対して、年二回、10,000円を上限に会社から補助がされる仕組みです。これにより、年間最大20,000円の支援を受けることができます。この制度の対象となるのは、映画鑑賞やライブへの参加、旅行など、いわゆる「コト消費」に該当する活動です。近年の研究では、物を購入する「モノ消費」よりも体験に投資する「コト消費」のほうが幸福度を向上させる傾向があることが分かっています。

また、メンタルヘルスの不調を防ぐためには、適度なリフレッシュやストレスの解消が必要不可欠です。クックデリでは、社員がより充実した生活を送ることで心の健康を維持し、業務や日常生活がより豊かになるようにこの制度を導入しました。

健康な働き方を支える取り組み



クックデリのWell-being推進室では、「クックデリで働くことで自然と心身ともに健康になる」という理念のもと、社員の健康を重要視しています。この「心の栄養手当」の導入は、社員がストレスを適切にコントロールし、良いパフォーマンスを発揮できるための一助となることを目指しています。

社内のアンケートによると、79%の社員が「日常生活でストレスを感じる」と回答しました。その主な要因は、忙しい仕事や人間関係、仕事での失敗やトラブルなどです。これにより、業務パフォーマンスの低下や心身の不調が引き起こされることもあるため、そうした状況を未然に防ぐ対策が求められています。

メンタルヘルスケアの意義



メンタルヘルスケアは、単に従業員の健康を守るためだけでなく、企業の持続的な成長にも不可欠です。適切な対策を施すことで、社員の活力や生産性の向上、ミスや事故のリスクが減少し、離職率の低下といった多くのメリットが期待できます。クックデリでは、メンタルヘルスの「一次予防」に力を入れ、心の栄養手当の導入の他に、ストレスや困難に対する「心の回復力」を高めるためのレジリエンス研修も予定しています。

この研修では、ストレス管理やポジティブな思考について学ぶ機会が提供されるため、社員は過度なストレスに対しても前向きに対応できる力を身につけることができます。

クックデリについて



クックデリ株式会社は、高齢者向けの完全調理済み冷凍食品の製造を行っており、日本全国に約5,500の施設に日々16万食を提供しています。超高齢化社会において、人手不足が深刻な中、同社は安全で栄養バランスの取れた食事を提供することで、限られた人員で質の高い食事を提供できる環境作りを進めています。クックデリの成長は、従業員の心の健康を支え、高齢者の食生活を豊かにすることに直結しています。今後もクックデリの取り組みに注目が集まることが期待されます。


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会社情報

会社名
クックデリ株式会社
住所
大阪市西区北堀江1丁目6番17号シオノビル2階
電話番号
06-6536-2302

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