バッファローが「JC-STAR」に対応
株式会社バッファローは、経済産業省が主導し、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が運営する「JC-STAR」に対応したことを発表しました。この新たな制度に基づく適合商品は、法人向けと個人向けの合計76型番に及びます。
「JC-STAR」の概要
「JC-STAR」は、日本国内におけるIoT製品のセキュリティ要件や適合基準を明確化し、それに基づく評価を行う制度です。この制度は、サイバー攻撃のリスクが高まる中で、IoT製品の安全性を確保するために設けられました。バッファローは、このセキュリティ基準の策定において、重大な役割を果たしてきました。
対応商品
今回、「JC-STAR」に適合したバッファローの製品には、法人向けのWi-Fiアクセスポイント、ルーター、およびNASが含まれています。具体的には以下のような製品があります:
- WAPM-AXETR、WAPM-AX8R など
- VR-U500X、VR-U300W
- TS51220RHシリーズなど
- WXR18000BE10P など
これらの商品は、最新のセキュリティ技術を実装し、安心して利用できるように設計されています。
高度なセキュリティ機能
バッファローの「JC-STAR」適合商品には、以下の高度なセキュリティ機能が備わっています:
- - 管理画面へのログインパスワードの初期化が固有化されていること。
- - 効率的なアクセス制限システムを採用している点。
- - 設定値の暗号化やファームウェアの自動更新機能。
- - 設定の初期化が可能で、マルウェアリスクを回避できる設計。これらの機能により、ユーザーは安心して製品を使用することができます。
セキュリティの重要性
IoT製品の市場が拡大し、サイバー攻撃の報告も増える中、「JC-STAR」適合商品の選択は重要です。バッファローは、IoTセキュリティの強化に貢献する姿勢を示しています。
まとめ
バッファローが製造・販売する多数の商品の「JC-STAR」適合が確認されたことは、ユーザーにとって非常に心強いニュースです。今後も、セキュリティの強化を進め、安全なIoT環境を提供し続けるでしょう。詳細は公式サイトで確認できます。
(提供:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構)