鹿児島のジェンダー平等
2022-02-04 18:30:01
鹿児島県で若者を対象にしたジェンダー平等推進ワークショップを実施
鹿児島県は、最近、若者を対象としたワークショップを開催し、ジェンダー平等の推進に向けたシンボルの制作を行いました。このワークショップは合同会社hataoriの主導の下、地域社会の男女平等に対する意識を高めることを目的としています。
ジェンダー平等の現状
国際的に見ても日本はジェンダー平等の面で課題を抱えており、2021年の「ジェンダー・ギャップ指数」では156カ国中120位と、厳しい評価を受けています。さらに、鹿児島県では多くの県民が男女の役割分担に対する固定観念を持っており、今回の取り組みはその意識を変革する第一歩として位置付けられています。
ワークショップの目的
このプロジェクトの背景には、鹿児島県男女共同参画室が描く「個性と能力を最大限に引き出せる持続可能な社会」の実現があります。特に男性優位の文化が根強く残る地域において、若者たちの意見を交わす場を設けることで、確実に変化をもたらすことを目指しています。
シンボルの制作
ワークショップを通じて生み出された「#わたしはわたし」という名称のシンボルは、あらゆる人々が自分らしさを表現できる社会を象徴しています。このシンボルは、多くの県民が目にしやすい形でジェンダー平等を意識するきっかけとなることを意図してデザインされています。色彩や形状についても考慮されており、参加者が自由に掲げられる“旗”として機能することが期待されています。
ワークショップの参与者
同ワークショップは2021年10月に全3回実施され、延べ90名以上の若者が参加しました。各回、異なる話題提供者が登場し、パネルディスカッションやグループワークを通じて参加者の意見を引き出しました。高校生から主婦まで、多様なバックグラウンドを持つ参加者が集い、熱心に議論を交わしました。
参加者の声
参加者達からのポジティブなフィードバックが多く寄せられたことも、この取り組みの成功を物語っています。彼らは、自分の考えを自由に表現できる貴重な場を得ることができ、ジェンダー平等についての認識をさらに深めることができたと語っています。
今後の展望
鹿児島県の取り組みは、地域の男女共同参画の意識を高めるだけでなく、他の地域へも波及効果をもたらすことが期待されています。シンボルデザインとその表現は、鹿児島のみならず、日本全体におけるジェンダー平等の重要性を広めるツールとして活用されていくでしょう。この動きが次世代の若者たちにとっての勇気となり、さらなる行動を促すきっかけとなることを願っています。
会社情報
- 会社名
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合同会社hataori
- 住所
- 鹿児島県鹿児島市中央町5-15
- 電話番号
-
080-4282-6681