わんぱくクエスト
2024-09-19 19:12:49

袖ケ浦市の夏の伝統行事「わんぱくクエスト」が無事に終了!

ひたむきな冒険!第29回そでがうらわんぱくクエスト



今年の7月29日から31日にかけて、袖ケ浦市で「第29回そでがうらわんぱくクエスト」が実施されました。このイベントは、小中学生を対象にした野外泊、自炊、徒歩移動によるグループ活動を通じて、協調性や忍耐力を育むことを目的としています。

参加者は、袖ケ浦市をはじめ、君津市や木更津市の自然や文化に触れながら、全行程約30キロを2泊3日で踏破。猛暑にもかかわらず、熱中症対策をしっかりと講じ、42名の小中学生が元気にゴールを迎えました。

そでがうらわんぱくクエストとは



「わんぱくクエスト」は、1996年から始まり、今回で29回目を迎えた伝統あるイベントです。参加者は男女別の班を組み、役割分担をしながら自ら考えた活動を実施します。調理器具をはじめ、必要なものは全て自分たちで運び、はじめから終わりまでの行程を徒歩で移動します。

さらに、毎日の食材は「一人500円」という制約の中で調達しなければなりません。このように、参加者たちは自分たちであれこれ工夫しながら挑戦を続けます。成功を収めることで、さらなる達成感と信頼関係を築くことにも繋がるのです。

体験活動の内容



今年度のわんぱくクエストでは、根形交流センターを起点に行動開始。各班はバスで君津市や木更津市へ移動し、歴史あるお城の見学や名水巡り、農産物の収穫体験など、地域ならではの活動を通じて思い出作りをしました。

特に、ブルーベリー摘みや工場見学は人気の活動で、参加者たちの笑顔が印象的でした。また、地域の人々と交流しながら民泊を行い、様々な経験を蓄積。参加者たちにとって、地域に根ざした貴重な体験となったことでしょう。

事業支援ボランティア



今回は、事業支援ボランティアとして多くの経験者が参加しました。彼らはかつて自分たちが経験したことを生かし、今度は後輩たちを支えます。このような地域のつながりが、さらなる参加者の絆を深める要因となっています。

また、実行委員には袖ケ浦市の職員や地域住民が名を連ね、地域全体でこのイベントを支える体制が整っています。イベントを通して育った子どもたちが地域に戻り、次世代を担うリーダーとなる姿が見られることも、わんぱくクエストの醍醐味です。

参加者の声に見る成果



イベント実施後に行われたアンケートによれば、参加者の約98%が満足の意を表しました。「大切なものに気づく旅」という副題がつけられた本イベントにおいて、93%の参加者が「気づきがあった」と回答。仲間や地域の大切さを実感した声が多く聞かれました。

また、保護者からも多数のポジティブな意見が寄せられ、子どもたちが明るくたくましくなった様子が確認されました。

次回への期待と課題



来年は30回目の節目を迎えるこのイベントですが、未来を見据えた運営や参加者の安全確保が新たな課題として浮上しています。極端な気候や社会情勢の変化に対応した安全対策を講じながら、今後のイベントが継続していくことが期待されています。

このように、「わんぱくクエスト」はただの体験活動ではなく、多くの学びや成長を促す大切な機会となっています。地域とともに未来を育むこのイベントが、来年以降も多くの子どもたちに受け継がれることを願っています。


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会社情報

会社名
袖ケ浦市
住所
千葉県袖ケ浦市坂戸市場1-1
電話番号
0438-62-2111

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