H3ロケット3号機打ち上げ成功!地球観測衛星「だいち4号」運用開始へ - 文科部会が報告受ける

H3ロケット3号機、地球観測衛星「だいち4号」打ち上げ成功!



自由民主党の文部科学部会と宇宙・海洋開発特別委員会は7月2日、合同会議を開き、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が同1日に打ち上げたH3ロケット3号機の打ち上げ結果について文部科学省から報告を受け、議論を行いました。

H3ロケットは、官民一体で開発が進められている日本の新型基幹ロケットです。2014年から開発が進められてきましたが、2023年3月の1号機の打ち上げは残念ながら失敗に終わりました。しかし、今年2月に打ち上げられた2号機が成功したことに続き、今回の3号機も打ち上げに成功しました。

3号機は計画通りに飛行し、搭載されていた地球観測衛星「だいち4号」を正常に分離しました。「だいち4号」は予定されていた一連の作業が完了し、軌道上で衛星を安定して維持できる状態になったことを文科省が報告しました。

地球観測衛星「だいち4号」の役割



「だいち4号」は、地球全体の観測を行うことで、災害の予測や農作物の収穫量の推定、環境問題の監視などに役立ちます。また、高解像度の画像を取得することで、都市計画やインフラ整備にも貢献することが期待されています。

日本の宇宙開発の未来



H3ロケット3号機の打ち上げ成功は、日本の宇宙開発における大きな一歩と言えるでしょう。今回の成功を機に、日本の宇宙開発はさらに加速していくことが期待されます。

若宮健嗣委員長のコメント



若宮健嗣宇宙・海洋開発特別委員長は、会議の中で「H3ロケットの開発には、多くの関係者の努力と技術革新が結集されています。今回の成功は、日本の宇宙開発の未来にとって大きな意味を持つものです。今後も、宇宙技術開発の意義と、さらなる取り組みを主導していく必要性を認識し、積極的に取り組んでいきたい」と述べました。

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