自宅周辺の災害リスクを可視化!日新火災が「すまいのリスクマップ」提供開始
近年、自然災害による被害が深刻化する中、日新火災海上保険株式会社は、2024年6月20日より、誰でも無料で利用できる「すまいのリスクマップ」の提供を開始しました。
このサービスは、スマートフォンやパソコンで簡単にアクセスでき、ご自宅周辺の災害リスクを分かりやすく可視化します。河川氾濫時の想定浸水深、地震発生確率、液状化リスクなどの情報を、地図上に表示することで、具体的なリスクを把握することができます。
「すまいのリスクマップ」で分かること
「すまいのリスクマップ」では、以下の情報を提供しています。
河川氾濫による想定浸水深: ご自宅周辺の河川が氾濫した場合に、どれほどの深さまで浸水するのかを予測した情報です。
土砂災害警戒区域・土砂災害特別警戒区域の指定状況: 土砂災害が発生しやすい区域を地図上に表示します。
今後30年間の地震発生確率: ご自宅周辺で、今後30年間に地震が発生する確率を示します。
最寄活断層と予測最大震度: ご自宅周辺にある活断層と、その断層が動いた場合に発生する可能性のある最大震度を予測します。
地震発生時のゆれやすさ・液状化リスク: 地震発生時に、地盤がどれだけ揺れやすいか、液状化する可能性があるかを地図上に表示します。
南海トラフ巨大地震による津波浸水深: 南海トラフ巨大地震が発生した場合に、ご自宅周辺がどの程度の高さまで津波で浸水するかを予測した情報です。
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各都道府県が想定している津波浸水深: 各都道府県が想定している津波浸水深を地図上に表示します。
災害への備えを強化
「すまいのリスクマップ」は、ご自宅周辺の災害リスクを具体的に知ることができるため、災害への備えを強化するのに役立ちます。
例えば、浸水リスクが高い地域に住んでいる場合は、水害対策として、家具の固定や高台への避難経路を確保するなどの対策が必要となります。また、地震リスクが高い地域に住んでいる場合は、耐震診断や家具の転倒防止対策を行う必要があります。
日新火災は、「すまいのリスクマップ」を通じて、お客さまが災害リスクを理解し、適切な対策を講じることで、大切な生命と財産を守れるように支援していきます。
サービスへのアクセス
「すまいのリスクマップ」は、日新火災のホームページから無料で利用できます。
日新火災ホームページ
ぜひ、ご自身の住んでいる地域の災害リスクを調べて、備えを強化してください。
「すまいのリスクマップ」は、災害への意識を高める有効なツール
日新火災が提供する「すまいのリスクマップ」は、私たちが普段意識していない災害リスクを具体的に可視化することで、災害への備えの重要性を再認識させてくれます。
地図上で自分の家の位置を確認し、浸水深や地震発生確率などの情報を視覚的に理解することで、抽象的なリスクが現実のものとして感じられます。
これは、単に情報を提供するだけでなく、具体的な行動を促す効果があると言えるでしょう。例えば、浸水リスクが高い地域に住んでいる場合は、実際に家具の固定や高台への避難経路を確認したり、防災用品の備蓄を見直したりする行動につながるはずです。
また、このサービスは、災害への備えを個人のレベルから地域レベルへと広げる可能性を秘めていると感じます。地域住民が共通のリスク認識を持ち、防災訓練や情報共有などの取り組みを活発化させることで、災害への対応力を向上させることができるでしょう。
近年、気候変動の影響で、自然災害はより頻繁に、より深刻に発生する可能性が高まっています。自分たちの住んでいる地域が災害から安全とは限らないことを認識し、「すまいのリスクマップ」のようなツールを活用することで、一人ひとりが災害への備えを強化していくことが大切です。